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Four Seasons, Concertos : Jordi Savall / Les Musiciennes du Concert des Nations (2SACD)(Hybrid)

Vivaldi (1678-1741)

User Review :3.5
(5)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
AVSA9958
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc,Import

Product Description


ヴィヴァルディが音楽監督を務めたピエタ慈善院のオーケストラがモデル!
サヴァールが女性のみのオーケストラを指揮しての『四季』!


サヴァールと女性精鋭奏者のみによるオーケストラの『四季』!
 ヴィヴァルディは、1703〜1717年頃、ヴェネツィアのピエタ慈善院(オスペダーレ=孤児院)で音楽監督を務めていました。ここでは孤児の少女達が養育されており、修道院のような生活をしながら音楽の修行にはげみ、彼女たちによる演奏会はヴェネツィアで最も優れた音楽が聴ける場所とされていました。
 21世紀の今、このヴィヴァルディが音楽監督を務めていたオスペダーレをモデルとしたプロジェクトが動き出します。ピリオド楽器を専門とする優秀な女性音楽家をヨーロッパ各国および世界各国から迎え入れ、ヴィヴァルディ以前からロマン派初期(1600〜1830年) までの管弦楽と声楽のレパートリーについて研究、演奏するための女性たちによるプロジェクトです。ル・コンセール・デ・ナシオンが中心になって2019年から毎年開催しているオーディションで選ばれた優秀な奏者たちの中の、女性によって結成されています。タタール出身の傑出したヴァイオリン奏者でありヴィルトゥオーゾ、アルフィア・バキエヴァにも注目のオーケストラです。
 『四季』では朗読ありヴァージョンとなしヴァージョンを収録。非常に細やかな解像度の高い演奏。ほかの作品でも室内楽のような趣で、名手たちが互いを尊重しながらアンサンブルしているのが感じられます。(輸入元情報)


【収録情報】
Disc1
● 『四季』 Op.8〜ソネットの朗読とともに
(語り:オリヴィア・マネスカルキ)
 協奏曲第1番ホ長調 RV.269『春』
 協奏曲第2番ト短調 RV.315『夏』
 協奏曲第3番ヘ長調 RV.293『秋』
 協奏曲第4番ヘ短調 RV.297『冬』
● ヴァイオリンとチェロのための協奏曲ヘ長調 RV.544『プロテウス、あるいは逆さまの世界』
● ヴァイオリン協奏曲 変ホ長調 RV.253『海の嵐』

Disc2
● 調和の霊感〜4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調 RV.580
● ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 RV.583〜第2楽章:アンダンテ
● 『四季』 Op.8〜器楽のみ

 協奏曲第1番ホ長調 RV.269『春』
 協奏曲第2番ト短調 RV.315『夏』
 協奏曲第3番ヘ長調 RV.293『秋』
 協奏曲第4番ヘ短調 RV.297『冬』

 レ・ミュジシャン・デュ・コンセール・デ・ナシオン
 アルフィア・バキエヴァ
(コンサートマスター/ヴァイオリン)
 ジョルディ・サヴァール(指揮)

 録音時期:2024年1月3-7日
 録音場所:カルドナ修道院
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND


Customer Reviews

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Comprehensive Evaluation

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四季がアーヨ/イムジチで爆発的な人気曲と...

投稿日:2024/09/10 (火)

四季がアーヨ/イムジチで爆発的な人気曲となった昭和40年代頃にも朗読入り(しかも日本語)レコードがあったと記憶しています。それ以来、久しぶりに朗読入りを聴きました。朗読入りと純演奏の2つのversionがあるので、趣味が合わない方は純演奏を聴かれ、朗読入りが気にならない方は、その時の気分で純粋に楽しめば良いことだと思います。サヴァールのアプローチは過激さをやや控えめに感じましたが、これはこれで良いのではないでしょうか。一点だけ、冬の第二楽章は少しせかせか感を感じ、もう少し情感溢れたゆっくりしたテンポの演奏を好みます。その後の第三楽章は緩急コントラストをてけ情感が込めらていたので、尚更そう感じました。その分星一つ減らしました。

pocha さん | 大阪府 | 不明

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サヴァーイ(サヴァールとはカタルーニャ語...

投稿日:2024/07/10 (水)

サヴァーイ(サヴァールとはカタルーニャ語では読まない)も、歳を取って耄碌したかと思わせる。まずは音色。以前の練り絹のような光沢感は失われていて、時に独奏ヴァイオリンのカサカサ感はヴィヴァルディの作品には全く不向き。しかも、楽譜の途中にアルファベットでソネットの該当箇所を示したのは、筆写譜の段階ではなく印刷譜の段階。しかし、これは該当箇所で誰かが朗吟せよ、ということではない。案の定、聴者の興を大きく削ぐ結果となった。ただ一つ、称揚されるべきは。この女性オーケストラの年齢構成が、「娘たち」ではなく、現実のピエタ慈善院のオーケストラ団員の年齢に近いこと。当時は平均40歳だったからだ。

Nonquijotei さん | 神奈川県 | 不明

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ソネット付きはやはり原語と対訳を見ながら...

投稿日:2024/06/23 (日)

ソネット付きはやはり原語と対訳を見ながら聞きたい。朗読なしの演奏との違いも面白い。ソロヴァイオリンの歌心が素晴らしい。アルペジオですら歌に満ちている。古楽奏法ではあまり聴かれないクレッシェンドや楽譜にはないトリルもショッキングなほど効果的。アーノンクールの演奏以来の画期的な演奏と言っても過言ではないと思う。年を重ねたサヴァールのアイディアがその年数分、そこら中に散りばめられていて、四季はこんなに豊かな曲だったのかと驚きをもって聴いた。が、バロックに刺激を求めない方々には不向きなことは否めない。

amanjack3957 さん | 不明 | 不明

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