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ヴィゴツキー、ポラン / 言葉の内と外 パロルと内言の意味論

ヴィゴツキー

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784908877261
ISBN 10 : 4908877262
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan

Content Description

目次 : 第1章 ポラン:語の意味とはなにか(翻訳)(「意味」と「語義」/ 語の意味と諸傾向/ 全体の視野/ 語とその意味との諸関係)/ 第2章 ヴィゴツキー:思惟と語(翻訳)(思惟と語とをめぐる理論状況/ 機能的次元での考察―思惟から語への運動の諸平面/ 内言の研究方法―自己中心的言語の発生的分析/ ふたたび、思惟から語への運動の第三平面‐内言‐について/ 言語的思考の新平面(思惟そのもの)の考察/ 「思考と言語」から「意識と言語」へ)/ 第3章 言葉の内と外(音・模様・意味―ある言語体験から/ 内言の研究への道/ 内言の構造と意味論/ ポランの「語の意味」論とヴィゴツキー/ 「思惟から語」「内言から外言」への過程)

【著者紹介】
神谷栄司 : 1952年、名古屋市に生まれる。1982年、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、花園大学教授、博士(人間文化学、滋賀県立大学)

小川雅美 : 2015年、大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程修了。現在、京都大学非常勤講師、博士(言語文化学、大阪大学)

伊藤美和子 : 2005年、神戸大学大学院総合人間科学研究科博士後期課程修了。現在、豊岡短期大学通信教育部こども学科専任講師、博士(学術、神戸大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gorgeanalogue

    冒頭2本の論文がなかなかに読みにくかったので、時間がかかってしまったが、「内言」の在り方を通じて、「思惟」と「語」の可変的なダイナミズムを描こうとする。構造論的言語学とは異なって、発達心理学的な傾向が強い、ということからか、「心的動機」が強調されすぎるきらいはあるかもしれないが、いろいろと示唆的だった。そのうえで「語」が「思惟」を侵食しようとする契機について考えてみたい。そしてこの時「文字」とは。最後に位置する訳者解説もよく整理されていて、これから読んだほうがいいと思う。

  • イキュア

    ことばとは思惟を表すものではあるものの、ことばで思惟を完全に表現することはできない。コミュニケーションにおいては、相手のことばの奥にある思惟を理解しようとしなければならない。現代はSNSなどにおいて、ことばのみで相手のことを理解しようとし、コミュニケーション不全となっている人が多いのではないだろうか?ことばだけでなく、周囲の状況、タイミング、相手の心情などを推し量ることが、ことばを生きたものにするためには必要だというのに。

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