ヴァレリー・ゼナッティ

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バイバイ、わたしの9さい! 文研ブックランド

ヴァレリー・ゼナッティ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784580822214
ISBN 10 : 4580822218
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
119p;22

内容詳細

あとひと月と六日で、わたしは十さいになる。ある日わたしは、新聞でこんな言葉を見つけた。「世界では、四秒にひとりが、飢えで命をうしなっています。」ひっくりかえりそうなほどおどろいて、ニュースを見てみたら、なんと世界は不幸であふれていた。今すぐ、どうにかしなくちゃ。私は考えに考えた。そして、思いついたの。「できるだけ早く、大統領になる」小学中級から。

【著者紹介】
ヴァレリー・ゼナッティ : 1970年、フランスのニースに生まれる。作家、翻訳家、脚本家。ユダヤ人の両親とともに、13歳でイスラエルに移住。18歳から2年間、兵役に服する。フランスでジャーナリストやヘブライ語の教師をつとめたのち、自身の作品を書き始める。作家としても、ヘブライ語の翻訳家としても、数々の賞を受賞。2005年に書いた小説『ガザの海に流した瓶』は映画化され、リュミエール脚本賞を受賞する。パリ在住

伏見操 : 1970年、埼玉県に生まれる。上智大学文学部フランス文学科を卒業。洋書絵本卸会社、ラジオ番組制作会社勤務を経て、フランス語や英語の子どもの本の翻訳をはじめる

ささめやゆき : 1943年、東京都に生まれる。ベルギー・ドメルホフ国際版画コンクールにて銀賞、『ガドルフの百合』(月刊MOE掲載、偕成社より出版)で小学館絵画賞受賞。『真幸くあらば』(講談社)で講談社出版文化賞さしえ賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞受賞。絵本をはじめ、挿絵、エッセイなどでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • gtn さん

    十歳を前にして、最大の悲劇の一つ、そしてその解決が、世間では最優先事項ではないことに気付き、正義の怒りに苛まれる。のみならず、一歩前に踏み出す。それを酌んだのは、世の中の矛盾に、より深く苦悩した人物だった。真剣な思いは、心ある人の魂と共鳴し合う。

  • タカラ〜ム さん

    #はじめての海外文学 vol.4で訳者の伏見操さんが推薦しているのが本書。子ども向けの作品なので、もっとやわらかい話なのかと思ったが、読んでいくうちにすごく考えさせられる内容だった。もうすぐ十才になるタマラは、偶然に新聞の「四秒にひとりが飢えで命を落としている」の記事をみつけ、この世界が不安に満ちていることに気づく。こんなに不安なのに、なぜおとなたちは何もしないのだろう。そんなタマラの「なぜ?」に答えられない大人たち。そんな『答えられない大人』のひとりに私も含まれる。読み終わると胸が熱くなります。

  • tellme0112 さん

    昔の自分もこんなでした。冷戦時代に米露大統領宛ての手紙は書いたような気がするけど、英語が分からないから出さなかったな。英語でかけば通じると思っていた。コルネイユ聴きたくなった。

  • 慧の本箱 さん

    もうすぐ10歳になるタマラ!あなたの大事な『とびきりだいじなことを書くひみつのノート』に書き綴った思いのままにしっかり本物の大統領になる道を迷わず進んで下さい。

  • アゲ さん

    子どもに勧められて。とてもよかった。本の内容もステキだったし、何より、下の娘がこういう本を自分で選んで借りてきて読んでいることに成長を感じてうれしかった。

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ヴァレリー・ゼナッティ

1970年、フランス・ニース生まれ。作家、翻訳家、脚本家。13歳の時に両親と共にイスラエルのネゲヴ砂漠に移住。イスラエルで兵役を体験したのち、フランスに帰国、パリでヘブライ語とヘブライ文学を学ぶ。ヘブライ語教師を経て、翻訳家、小説家、劇作家となる。児童・ジュニア文学から戯曲、小説、エッセイまで執筆範

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