ヴァルデマール・ボンゼルス

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みつばちマーヤの冒険 小学館児童出版文化賞受賞作家シリーズ

ヴァルデマール・ボンゼルス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784097270423
ISBN 10 : 4097270427
フォーマット
出版社
発行年月
1996年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
29cm,1冊

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    原作はドイツのワルデマル・ボンゼルス、絵は熊田千佳慕。お話は、集団生活を送るみつばちの生態を反映していないが、一方の絵は、とりわけ昆虫の描写は細部にいたるまで徹底してリアルである。オニヤンマをはじめ、それぞれの昆虫の質感の表現も見事。時として、これに対置する花も美麗の極み。子どもたちはみつばちマーヤの冒険にワクワクするとともに、これらの美しい絵にも魅了されていくのだろう。

  • がらくたどん さん

    クマチカ先生の「みつばちマーヤ」物語自体はマーヤの誕生から花や虫との出会い・スズメバチとの攻防・女王への謁見までの26場面ダイジャスト。簡略なテキストから自然の深くて広い世界に誘う美しい細密挿画が素晴らしい。昆虫の産毛・草花の葉脈・ギンバエのハンスを捕食するトンボのシュヌックの鋭い口器までが残酷なほどにリアルだが擬人化を抑制された虫たちの仕草は想いを寄り添わせ写実だけではない自然への情愛みたいなものが漂う。「私は素晴らしい画家になることより、花や虫の言葉がわかる画家になりたかった」という後書の言葉が印象的

  • 毒兎真暗ミサ【副長】 さん

    1912年、みつばちマーヤが世界に発表され、その84年後。熊田千佳慕が色を施し、生まれ変わった絵本。色鉛筆で繰り広げられる昆虫世界は、文と時間差を持たさせることで美と衝撃の濃淡を繰り広げる。陽の光。華の闇。薔薇の露。虫の悲哀。マーヤのリボンが揺れる。おかあさん。強くなって、帰ってきたの。あなたを、守るために。

  • 鈴 さん

    リアルな絵だ。とんぼやスズメバチがリアル過ぎて不気味なほど。とんぼが「人間の子供の男の子が一番恐ろしい」と言ったシーンで、なぜ?と疑問を持った息子に、「捕まえて虫かごにいれちゃうのは、大人よりも子供、女の子よりも男の子だよね」と教えた。普段から我が家では、自然の生き物は捕まえても、観察したらすぐに逃がすように決めているので、むやみやたらに虫を殺したり捕まえたりする息子ではないが、虫の気持ちを改めて感じたようだった。でもやはり男の子、いろんな虫のイラストに見とれていた。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    文章部分が絵の傍らに置かれ、文章のないページが多く配され、ただただ圧巻の昆虫世界が繰り広げられる、画集のような力作絵本です。 迫力がありすぎて、怖いシーンもあるのですが、熊田さんの昆虫愛が隅々まで描き込まれていて、お話そのものはシナリオのような感じさえさせました。 解説で、クマバチがスズメバチに置き換わったことも納得です。

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