CD 輸入盤

2012年エリザベート王妃国際コンクール・ヴァイオリン部門ライヴ集〜バラーノフ、成田達輝、他(3CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
QEC2012
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


2012年エリザベート王妃国際コンクール・ヴァイオリン部門
第2位の成田達輝の注目演奏をふくむ!
上位入賞者たちの実況ライヴ集
2011年作曲部門でグランプリに輝いた酒井健治の作品も収録!


2012年5月に行われた世界三大コンクールのひとつ、エリザベート王妃国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門の、セミ・ファイナルおよびファイナルの実況ライヴ録音が早くも登場! 第2位に入賞し大きな話題となった、20歳の成田達輝(1992年生まれ)の演奏が聴けるとあって、注目です! さらに、2011年に作曲家部門で日本人として35年ぶりにグランプリに輝いた酒井健治の『ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲』も成田の演奏で収録されており、話題性満点のセットとなっています!
 第1位になったバラーノフのショスタコーヴィチの協奏曲は、研ぎ澄まされた音色と極限までの集中で、圧巻の出来栄え。成田のパガニーニの協奏曲の演奏は、「優雅な演奏」と地元メディアでも絶賛されたとおり、実にノーブルな音色で、美しいヴィブラートを活かしながら、ふくよかに歌います。そしてピントが見事に絞られた美しい音程の高音部、超絶技巧的なパッセージでの精緻で自在な技巧は完璧。曲の最後まで途切れることのない集中で聴かせます。イザイのソロでも、よく通る音色でダイナミックな作品を美しく響かせています。
 酒井健治の作品は、演奏時間9分弱の単一楽章からなる作品で、冒頭、ヴァイオリンが執拗に繰り返すGの音色の上に、様々な要素が襲いかかる場面から始まり、最後はまたヴァイオリンの奏でるGの音色が響く中曲が閉じます。演奏後の客席の盛り上がりからも、作品の力、そして、成田の演奏がいかに素晴しいものだったがよくわかる録音となっています。
 エリザベート王妃国際コンクールは、世界の三大コンクールのひとつと言われています。ベルギーが生んだ偉大なヴァイオリニスト、イザイの名を冠したウジェーヌ・イザイ・コンクール(1937年に第1回が開催)の後身として、1951年に記念すべき第1回(ヴァイオリン部門)が開催されました。これを皮切りに、ピアノ(1952年〜)、作曲(1953年〜)部門が設立、1988年からは声楽部門も設立されました。1年につき1部門、各部門は4年毎に開催されています。2011年に開催された作曲部門で、酒井健治がグランプリに輝き、2012年に開催されたヴァイオリン部門で、日本人の成田達輝が第2位に輝きました。(キングインターナショナル)

【2012年エリザベート王妃国際コンクール・ヴァイオリン部門】
アンドレイ・バラーノフ【ロシア(第1位、クイーン・ファビオラ賞)】
成田達輝【日本(第2位、ウジェーヌ・イザイ賞)】
シン・ヒョンス【韓国(第3位)】
エステル・ユー【韓国(第4位)】
チェン・ユーチェン【台湾(第5位)】
アルティオム・シシュコフ【ベラルーシ(第6位)】

【酒井健治のコメント】
この協奏曲は、エリザベート王妃国際音楽コンクールのために書かれ、受賞作は、ヴァイオリン部門のファイナルで課題曲として演奏されるとの事なので、純粋な技巧を提示出来る様な作品に仕上げた。
ソリストはオーケストラと頻繁に対話をし、クライマックスに向けてオーケストラという巨大な塊に飲み込まれていく。その中でのソリストの叫びの様なパッセージは、数理的に計算されたハーモニー、リズム、オーケストレーションの枠を超えて、極めて人間的なものになるのである。

【収録情報】
CD1
1. ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 op.77/アンドレイ・バラーノフ
2. シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 op.47/シン・ヒョンス

CD2
1. イザイ:ソナタ ニ短調 op.27-3/成田達輝
2. ヴィクトール・キーシン:カプリス/アンドレイ・バラーノフ
3. ラヴェル:ソナタ ト長調/チェン・ユーチェン
4. ブロッホ:ニーグン/アルティオム・シシュコフ
5. パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 op.6/成田達輝

CD3
1. ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.61/エステル・ユー
2. ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 op.108/シン・ヒョンス
3. 酒井健治:ヴァイオリン協奏曲

 ジルベール・ヴァルガ指揮、ベルギー国立管弦楽団(CD1、CD2-5、CD3-1,3)
 ダナ・プロトポペスク(ピアノ:CD2-2)
 ダニエル・ブルーメンタール(ピアノ:CD2-3)
 ダシャ・モロズ(ピアノ:CD2-4)
 佐藤卓史(ピアノ:CD3-2)

 録音時期:2012年5月7-12日(セミ・ファイナル)、2012年5月21-26日(ファイナル)
 録音場所:ブリュッセル
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

ユーザーレビュー

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