SACD

Orchestral Music Vol.2 : Furtwangler / Vienna Philharmonic, Berlin Philharmonic (96Hz/24Bit remastering)

Wagner (1813-1883)

User Review :5.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TOGE11010
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description

フルトヴェングラー/ワーグナー管弦楽曲集 第2集
アビー・ロード・スタジオによる最新リマスター音源をSACDハイブリッド盤で!

フルトヴェングラー生誕125年企画 期間生産限定盤 デジパック仕様

【収録情報】
ワーグナー:
1. 『さまよえるオランダ人』序曲(録音時期:1949年3月)
2. 『トリスタンとイゾルデ』第1幕への前奏曲(録音時期:1938年2月)
3. 『トリスタンとイゾルデ』愛の死(録音時期:1938年2月)
4. 『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲(録音時期:1949年4月)
5. 『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第3幕への前奏曲(録音時期:1950年2月)
6. 『ニュルンベルクのマイスタージンガー』徒弟たちの踊り(録音時期:1949年4月)
7. 『パルジファル』第1幕への前奏曲(録音時期:1938年3月)
8. 『パルジファル』聖金曜日の音楽(録音時期:1938年3月)

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1,4,5,6)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(2,3,7,8)
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音方式:モノラル(セッション)

 96Hz/24Bitデジタル・リマスタリング
 SACD Hybrid
 CD MONO/ SACD MONO


『フルトヴェングラー名盤デジタル・リマスター・カタログ SACD(hybrid) シリーズ』
アビー・ロード・スタジオが総力を挙げて取り組んだ、最高の音質を貴方に。
制作にあたってのマスター素材は、EMIグループのメインともいうべきアビー・ロード・スタジオにてその管理するオリジナル素材、出来る限り良好な状態の素材から、全アイテムとも本発売のためにあらためてリマスタリングを敢行

音楽演奏によって「何を」表現するかに専心した音楽家といわれるフルトヴェングラーの演奏記録をリマスタリングするのにあたり、基本的なポリシーとして、不必要なクリック・ノイズは除去しながらも、楽音と録音会場全体の音響をできるかぎり忠実に再現するべく取り組むことをアビー・ロード・スタジオのスタッフと確認、96Hz/24Bitでデジタル・リマスタリングを実施。
 また、演奏芸術の再現という観点から素材が残されている音源に関しては、楽章間の音響も再現することにより、巨匠の音楽への取り組み姿勢をより具体的に窺う可能性を広げ、音楽的な繋がりがより自然に聞き取れる収録を目指しました。
 サイモン・ギブソンをはじめ、イアン・ジョーンズ、アンディ・ウォルター、アラン・ラムゼイ、と経験豊富なエンジニアによるアビー・ロード・スタジオでの最新リマスター音源。『バイロイトの第9』では演奏開始前の聴衆の拍手や、フルトヴェングラーからコンマスにかけられたコメント部分などが取り込まれ、『ベートーヴェン7番』では、60年の経年にも関わらず良好な状態の新たに確認された録音セッションのアナログ・テープが、世界初の素材として使用されるなど着目点も多く、音の仕上がりに注目が集まっています。(EMI)

Track List   

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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本CDもSACD化の成果が目覚ましい。一...

投稿日:2011/08/07 (日)

本CDもSACD化の成果が目覚ましい。一番の聴きどころは、「トリスタン」前奏曲と愛の死、「パルジファル」前奏曲と聖金曜日の音楽だろう。壮年時代のフルトヴェングラーとベルリン・フィルの黄金時代の最上の記録である。トリスタンでは、オーケストラをドライブさせながら感情のほとばしりを見事に表現しており、戦後のフィルハーモニア管弦楽団との全曲盤といえどもこれには及ばない。「パルジファル」はスカラ座との全曲がその昔、発売されるといった予告も為されたがそれはぬか悦びとなった。しかし、抜粋で充分お釣りがくるというものだ。

ドンナー さん | 神奈川県 | 不明

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第1集と比較すると、いずれも録音年代が古...

投稿日:2011/01/30 (日)

第1集と比較すると、いずれも録音年代が古いだけに、音質においてやや分が悪いことは否めない。しかしながら、この年代の録音にしては、素晴らしい高音質に蘇っており、演奏の質の高さも含め、至高の名SACDとして高く評価したい。少なくとも、初期盤や、その後に何度も繰り返されたリマスタリングCDとはけた違いの高音質であると言える。冒頭の「さまよえるオランダ人」序曲の圧倒的な音場、音圧からして、その圧巻の迫力に大変驚かされる。演奏内容も、フルトヴェングラーならではの振幅の激しいものであり、終結部のゲネラルパウゼなど、いささかやり過ぎのきらいがないわけではないが、音楽が矮小化することがないのは、さすがの至芸と言える。「トリスタンとイゾルデ」は、さすがに30年代の録音だけに、音質はいささか古いが、それでも、望みうる最大限の音質の鮮明化は施されているように思われる。フルトヴェングラーは、後年、このオペラの全曲をスタジオ録音しているが、演奏自体は、本盤の方がはるかに上。同曲の不健康な官能美を、いささかも感傷に陥らず、高踏的な崇高さで描いたのは見事と言うほかはない。「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の第1幕への前奏曲は、最もフルトヴェングラー向きの作品だけに、あたりを振り払うかのような峻厳たる威容は、他のどの演奏よりも素晴らしいと言える。そして、本盤の白眉は「パルシファル」だ。その中でも、聖金曜日の音楽の純音楽盤は、他にもきわめて録音が少ないが、これまではフルトヴェングラー盤の音質が悪いだけに、窮余の策としてワルター盤を最上位の名演に掲げてきたが、今般の高音質化によって、かなり満足できる音質に生まれ変わっており、今後は、このフルトヴェングラー盤をより上位に置きたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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