CD 輸入盤

『トリスタンとイゾルデ』全曲 クナッパーツブッシュ&バイエルン国立歌劇場(1950 モノラル)(3CD)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ANDRCD9011
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

クナッパーツブッシュ/『トリスタンとイゾルデ』1950年(3CD)

・ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』全曲
 ヘレナ・ブラウン(イゾルデ)
 ギュンター・トレプトウ(トリスタン)
 フェルデナント・フランツ(マルケ王)
 マルガレーテ・クローゼ(ブランゲーネ)、他
 バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
 録音:1950年7月23日(ライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Prelude
  • 02. Westwarts Schweift Der Blick
  • 03. Wer Wagt Mich Zu Hohnen?
  • 04. Mir Erkoren, Mir Verloren
  • 05. Hab' Acht, Tristan! Botschaft Von Isolde
  • 06. Das Sage Sie Der Frau Isold'!
  • 07. Weh', Ach Wehe! Dies Zu Dudlen!
  • 08. Wie Lachend Sie Mir Lieder Singen
  • 09. Er Schwur Mit Tausend Eiden
  • 10. O Blinde Augen! Blode Herzen!
  • 11. Ungeminnt Den Hehrsten Mann
  • 12. Auf! Auf! Iht Frauen
  • 13. Herrn Tristan Bringe Meinen Gruss
  • 14. Begehrt, Herrin, Was Ihr Wunscht
  • 15. War Morold Dir So Wert
  • 16. Wohl Kenn' Ich Irlands Konigin

ディスク   2

  • 01. Tristan!
  • 02. Prelude
  • 03. Horst Du Sie Noch?
  • 04. Meinst Du Herrn Melot?
  • 05. Dein Werk? O Tor 'Ge Magd!
  • 06. Isolde! Geliebte!
  • 07. Getauscht Von Ihm, Der Dich Getauscht
  • 08. Oh, Nun Waren Wir Nacht-Geweihte!
  • 09. O Sink' Hernieder, Nacht Der Liebe
  • 10. Einsam Wachend in Der Nacht
  • 11. Lausch', Geliebter!
  • 12. So Sturben Wir Um Ungetrennt
  • 13. Rette Dich, Tristan!
  • 14. Tatest Du's Wirklich? Wahnst Du Das?
  • 15. Dies Wundervolle Weib

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総合評価

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ヒストリカルなので、まずは音質について触...

投稿日:2012/01/03 (火)

ヒストリカルなので、まずは音質について触れておきましょう。リマスタリングでずいぶんと手が加わっているのではないかなと想像させる、人工的な音のような気はいたしますな。硬めの音で、初めはちょっと気になりますが、すぐに慣れます。声もオケも比較的しっかり収録されていて、バランスはさほど悪くありません。とはいえ、舞台における歌手の位置による多少の聴きとりづらい個所や、オケ全体の量感の不足の個所はあります。また、ステージノイズは特に第1幕で若干目立ちます。それでも、この年代のライヴ録音としては良い方ではないでしょうか。少なくとも、フルトヴェングラーのディスクによくあるもやもやしてこもったようなものに比べれば、はるかに聴きやすい音です。さて、演奏。この1950年前後にヨーロッパの劇場で活躍していた歌手たちによる、手の内に入った定番メニュー的歌唱にて、たとえば「卓越した絶唱」とか「不滅の名唱」とかいう歌ではありません。それは悪い意味ではなくて、劇場における通常のプロダクションはこういう水準で成り立っていたのだろうなあと想像させる、そんなものです。これ、劇場で聴いていたら、迫力に押されてきっと満足したと思いますよ。クナッパーツブッシュの指揮も同様。テンポが遅いとか言われますが、ここではむしろすいすい先へ行くようないい流れが作られていて、歌手の皆さんも乗りやすいのではないかな。アンサンブルの乱れはないし、遅滞もない。結構迫力もあって、やっぱり彼も劇場における、実演で真価を発揮した人なのだなあと思わせます。妙に重くもなくいやらしくもなく、自分たちを超えた「運命」のようなものに流されてゆく、二人の若い男女をめぐる美しくも哀しい物語として、感慨深く聴けました。いいんぢゃないでしょうか。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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ワーグナーの場合やはり録音年代が気になる...

投稿日:2009/05/15 (金)

ワーグナーの場合やはり録音年代が気になるが、クナの場合は別格だ。 以前に書評で読み「録音が落ちるゆえマニア向け」のような評価をみて購入を躊躇しましたが今回アンドロメダより廉価で発売され購入しました。アンドロメダ盤は何セットか持っておりますが何れのリマスターも原音を損なうようなこともなく鑑賞に差し障りありません。 定評のあるフルトヴェングラー盤もさほどと思いません。 この録音は同曲中トップクラスと思います。是非ご視聴あれ!

ポンポコ太郎 さん | 新潟県 | 不明

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いうまでもないが、クナッパーツブッシュの...

投稿日:2008/09/17 (水)

いうまでもないが、クナッパーツブッシュのワーグナーは、弛緩しているようで、要所を締めているのか、いつの間にか、吸い込まれてしまう。この録音では、第1幕のトリスタンとイゾルデが再会する場から盛り上がるような気がする。タイトルロールを歌う二人は、いいコンビである。クルヴェナールは、Paul Schoeffler が歌っている。

KM さん | Hakata | 不明

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