SHM-CD

"Complete ""Tristan und Isolde"" Karl B?hm & Bayreuth, Birgit Nilsson, Wolfgang Windgassen, et al.(1966 Stereo)(3CD)"

Wagner (1813-1883)

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCCG53023
Number of Discs
:
3
Label
:
Format
:
SHM-CD

Product Description

ドイツ・グラモフォン - THE HISTORY
カール・ベーム/ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』全曲


【ドイツ・グラモフォン125周年記念】【SHM-CD仕様】【グリーン・カラー・レーベルコート】
20世紀最高のオペラ指揮者のひとりカール・ベームは、ワーグナーの楽劇も得意とし、ワーグナーの聖地バイロイト音楽祭にもたびたび登場して多くの名演を残しました。戦後のバイロイト音楽祭の黄金時代である1966年に公開セッション録音された『トリスタンとイゾルデ』は、同年から翌年にかけて録音された『ニーベルングの指環』と並ぶベームのワーグナーの代表盤で、シンフォニックなレパートリーのバランスの取れた指揮とは趣きの異なる、ドラマティックな音楽作りが魅力的です。ニルソン、ヴィントガッセン、ルートヴィヒ、タルヴェラなど、往年のワーグナー歌手たちの全盛期の熱唱も聴き逃せません。1967年度レコード・アカデミー賞大賞受賞盤。

※歌詞対訳は付いておりません。(メーカー資料より)

【収録情報】
● ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』全曲

 ヴォルフガング・ヴィントガッセン
(テノール:トリスタン)
 マルッティ・タルヴェラ(バス:マルケ王)
 ビルギット・ニルソン(ソプラノ:イゾルデ)
 エーベルハルト・ヴェヒター(バリトン:クルヴェナール)
 クロード・ヒーター(テノール:メロート)
 クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ:ブランゲーネ)
 エルヴィン・ヴォールファールト(テノール:牧童)、他
 バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
 カール・ベーム
(指揮)

 録音時期:1966年7月、8月
 録音場所:バイロイト
 録音方式:ステレオ(アナログ/公開セッション)

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Comprehensive Evaluation

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ワーグナーで一番好きなオペラ。 名匠、カ...

投稿日:2021/02/22 (月)

ワーグナーで一番好きなオペラ。 名匠、カール・ベームとバイロイトの夢の共演。 ニルソンの名演が光る。 30年前に名古屋でジェシー・ノーマンのトリスタンを生で観たが、 ラストの愛の死では鳥肌物だった。 会場の3000名は咳払いひとつなく、 エンディグまでノーマンの圧倒的な声に静まり返っていた。 トリスタンと言えばニルソンの十八番だが、 ワーグナーの音楽には魔力がある。

ハッチ さん | 愛知県 | 不明

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悪かろうはずも無いのだが、アルカイックで...

投稿日:2016/07/31 (日)

悪かろうはずも無いのだが、アルカイックでストイック過ぎ。もう少し曲の持つ官能性を出して欲しかった。バーンスタイン盤に親しんでいる耳には物足りないというか・・もどかしさがあった。ゲルマン騎士・カール・ベームの音楽であるな、という感想。

silver さん | 岐阜県 | 不明

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「トリスタン」はクナとVPOとニルソンのハ...

投稿日:2014/04/06 (日)

「トリスタン」はクナとVPOとニルソンのハイライトで刷り込みが出来た。あれは大海原がうねるようなクレッシェンドが引いていって最後の和声に到達した時に本当の法悦というものを聞いた(バイエルンでの全曲ライブは録音のせいでやや彫りの深さに欠けて聞こえるが、それでもこの路線では比類がない)。その身で初めてこのベーム盤を聞いた時には、強い違和感を覚えた。何しろテンポは一気呵成、響きもクナのような神秘の襞も何もなくセックな響き。寄せては返すクナのダイナミズムとは対照的に、古典音楽のように拍の頭で明確に引っ張る進行。これじゃまるでトリスタン・マーチじゃないか(多分世評に高いフルトヴェングラーの演奏の信奉者からも似たような感想が出てくるのではないか?私にはあれは真骨頂だとは思えなくて、一幕のないベルリン・ライブをこそと思うが)?下での星の少ない方達の評価も概ね同じ感想だろう。しかし聞き返していくうちに、これがヴィーラントとともに新バイロイト様式のパラダイムをつくる革新的で白熱的な演奏であることに気づかされていった。白夜に展開される灼熱の恋愛劇の一瞬たりとも緩まない迫力!ニルソンは上記のクナとの若い時と比べて、輝かしさはともかく、声の柔軟さは失ったと思うが、ベームのこの路線には沿っている。ヴィントガッセンは実演だとニルソンとあまりに声量が違いすぎる(大昔に大阪で聞いた)が、マイクを通せば許容範囲で、むしろとくに三幕の表現の深さに打たれる。生の人間というより象徴劇の主役に相応しい。ルードヴィッヒはニルソンとは対照的に柔らかい声で二重唱の背景を彩る。タラヴェラのあマルケは、いつもの潰れたような声でやや興醒めだが、まぁ仕方ない。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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