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ワンダ・ガアグ グリムのゆかいなおはなし

ワンダ・ガアグ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784905015475
ISBN 10 : 4905015472
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

グリムをこよなく愛した絵本作家ワンダ・ガアグ。1943年に刊行された本書には、「戦争の暗い日々において、昔話は老若男女に笑いをもたらすにちがいない」という思いがこめられています。ガアグならではの力強いユーモアにいろどられた、グリムのむかしばなしをお楽しみください。

【著者紹介】
ワンダ・ガアグ : 1893年アメリカ合衆国ミネソタ州に生まれる。絵を描くことを職にしていた父の跡を継いで10代から仕事をはじめ、版画家・絵本作家として活躍。版画作品はアメリカやヨーロッパの美術館に収められている。1946年、逝去

松岡享子 : 1935年神戸市生まれ。神戸女学院大学英文科、慶応義塾大学図書館学科を卒業後、渡米。ウエスタン・ミシガン大学大学院で児童図書館学を学んだ後、ボルチモア市の公共図書館に勤務。帰国後、大阪市立中央図書館勤務を経て、自宅にて家庭文庫を開き、児童文学の翻訳、創作、研究を続ける。1974年、石井桃子氏らと、東京子ども図書館を設立し、現在同館名誉理事長。童話に『くしゃみくしゃみ天のめぐみ』(福音館書店、サンケイ児童出版文化賞)、絵本・翻訳など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • バニラ風味

    英語の題名は「three gay tales from grimm」。「かしこいおよめさん」「三まいの鳥の羽」「ハンス羽根まみれ」の三話です。これを子どもが先入観なく読むのだったら、題名通り「ゆかいなおはななし」なんでしょうね。ある程度、大きくなった子どもを持つ大人だったら「なんでこんな子になってしまったかなぁ」と、ちょっとため息をついてしまう。そんな子どもに育てたのは親だから。というのは、深読みなのかしら。うーん、どのお話も素直に「あはは」とは笑えませんでした。絵は味があってユニークなのですが。

  • mntmt

    ある意味、しあわせなのかもしれないね。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    『かしこいおよめさん』『三まいの鳥の羽根』『ハンス羽根まみれ』の3話。どのおはなしも『めでたしめでたし』という終わり方じゃないのが面白い。『ハンス羽根まみれ』はおはなしのろうそくのエパミナンダスに似ている。

  • いっちゃん

    1話目の嫁のバカ具合が面白すぎた。ハンスのバカさもなかなかやけど、コッティの勝ちやな。

  • uchiyama

    ガアグのナンセンスの、結構容赦ない残酷ですらあるところが、(とくに100まんびきのねこ」の感想等読むと)わりと不評だったり、で驚いていました。というのも、私はそここそが好きなので。子どもを侮らないことに通じてると思っていて。そして、このかしこいおよめさんとか、なんとなく、武田百合子を思わせるんですが。すっごい即物的で真っ直ぐで、でもある意味ほんとの意味でかしこくて。あと、ブレントフォードのエンベウモが、「へんなどうつぶ」のボボじいさんにそっくりで、見るたび、じゃむじる作ってくれ、と思ってます。

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