Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• s_s

  読了日：2025/10/23

  数十ミリのキャンバス、覗き込んだレンズの向こう側に熱中する、写真と青春のストーリー。極度の優柔不断で、進路希望さえまともに決まらない主人公が、自分の意思でシャッターを切る。夢中になってのめり込んでいくその様子は、これから道が開けて何かが始まる予感しかなく、読んでいて胸が高鳴る。「なにもない」という空虚な主人公の悩みは、いかにも将来への不安を募らせる学生そのものといった感があり、現代的で非常に親近感が湧く。カメラという奥深い題材を選択しながらも、マニアックになり過ぎず、きちんとドラマチックな点が高評価。

• まつだ

  読了日：2025/10/31

  タイトルがとてもいい、写真マンガ。カメラの説明にちからをいれちゃいがちなところを、ぐっとこらえて、写真をとり、その中からベストショットを選ぶ作業を繰り返す。応答を求められるとフリーズする主人公が、切り取られた瞬間、写真の良しあしを言葉にできないまま、決めていくシーンが印象的だった。狙って撮った写真ではなく、ただただ撮った写真から選んでいくその作業は、おもしろそうだった。

• 辺野錠

  読了日：2025/11/18

  エイリアンズ以外にも新作出てたのかと手に取る。顔はいいが優柔不断である主人公と切り取る瞬間を決める行為である写真という組み合わせがユニークと思った。部屋と一緒に撮ったり展示も工夫してたりで写真の世界の奥深さを感じたのでこの先何をやっていくのかが気になる。

• 蝉、ミーン　ミーン　眠ス

  読了日：2025/10/23

  このご時世食っていくためなら写真の腕の善し悪しよりも本人のキャラが重要だろうしそういう点ではこの主人公は有利だわ。

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