ローレンス・フリードマン

人物・団体ページへ

戦争の未来 人類はいつも「次の戦争」を予測する

ローレンス・フリードマン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784120054815
ISBN 10 : 4120054810
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
531p;20

内容詳細

想定外の戦争はなぜ起こるのか?近代以降、予想された戦争と実相を政治・社会・科学的視点から比較分析、未来予測が時代を追うごとに困難になっていることを検証、戦争の不確実性を解き明かす。サイバー、ドローン、ロボット、気候変動・資源争奪…多様な手段と要因が複雑に絡み合う現代の危機を問う!

目次 : 第1部(決戦/ 勝負のつかない戦い/ 不和の家 ほか)/ 第2部(戦争の科学/ 死者を数える/ 民主制度と戦争 ほか)/ 第3部(ハイブリッド戦争/ サイバー戦争/ ロボットとドローン ほか)

【著者紹介】
ローレンス・フリードマン : 1948年生まれ。ロンドン大学キングスカレッジ名誉教授。軍事史・戦争学の権威。冷戦や核戦略の歴史についての決定版のほか、イギリスのフォークランド紛争に関する政府の公史の編纂に関り、イラク戦争の是非を問うチルコット委員会のメンバーを歴任。戦略そのもののアイディアについて決定書を記した

奥山真司 : 1972年生まれ。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学卒業後、英国レディング大学大学院で博士号(Ph.D)を取得。戦略学博士。国際地政学研究所上席研究員、青山学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • パトラッシュ さん

    湾岸戦争でイラクはクウェートを武力併合して終りと思ったが、アメリカを中心とした多国籍軍に叩き出された。プーチンは電撃戦でウクライナを占領できると疑わなかったが、ウクライナ軍の反撃と西側の経済制裁で目算が狂った。そのアメリカもイラクやアフガンを占領したが、戦後統治に失敗して撤退を余儀なくされた。圧倒的な軍事力で戦争も支配もうまくいく時代は去り、経済や外交からサイバーや情報宣伝にも戦場は広がって戦争の勝ち方が難しくなった。日本が戦争に巻き込まれぬためには、憲法ではなく本書のような戦争研究こそ必須だと痛感する。

  • ジョンノレン さん

    同盟による参戦やとばっちりを含め、基本的に戦争は起こって欲しくない。しかし、ロシアのウクライナ侵攻に伴う世界情勢の現実を目の当たりにして、効率的な安全保障の対応が日本にとっても急務。エネルギー、食糧、そして軍備についての戦略的対応については、本来であれば、国家を挙げて叡智を結集して、議論を重ねるべきながら、残念ながら利権系の跋扈で、プロセス開示抜きで歪んだまま場当たり的な対応を許す状況。そんな問題意識で、本の後半を摘み読み。

  • 泰然 さん

    戦争学の泰斗、キングスカレッジ戦争学部長を務めた著者が論考する「戦争の未来」は荘厳かつ重層的で多面的な視点による人類の重要な経験の一面として戦争紛争にリアルに迫る。様々な予備知識を総動員する必要があるが、現代の国際関係や国家間競争を理解するためのアナリシスの妙味と知見が満載の一冊だ。個人の意志を相手に強要するための決闘に端を発する「決戦に勝利することによる政治目的の達成」は次第に平和希求の動きとは裏腹に技術革新等の要素と共に人類を翻弄する。人間は様々な戦争の筋書きを予想したが実際は?本書の妙味はこの差異。

  • スプリント さん

    結局は戦争は民族間の争い。 そこに領土や宗教やイデオロギーがトッピングされているだけ。そんな感じがする。

  • やすお さん

    とても情報量が多い本である。戦争の歴史から始まり、ドローンやAIなど最近の戦術についても触れる。戦争について様々な分析がなされているが、戦争を数値化して分析することは悉く失敗しているようだ。歴史に残る戦争は人類史上、たくさんやってきた。それでもサンプルが不足しているのか、過去の戦争から学問としての戦争を科学にできないようだ。これは個人的な意見だが、人は生き延びることにも必至だが、人を殺すことも必死で、常に戦争を進化させているのだと思う。重厚な本なので、じっくりと戦争について考えたい人向けの本である。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ローレンス・フリードマン

1948年生まれ。ロンドン大学キングスカレッジ名誉教授。軍事史・戦争学の権威。冷戦や核戦略の歴史についての決定版のほか、イギリスのフォークランド紛争に関する政府の公史の編纂に関り、イラク戦争の是非を問うチルコット委員会のメンバーを歴任。戦略そのもののアイディアについて決定書を記した

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品