ローラ・インガルス・ワイルダー

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長い冬 岩波少年文庫

ローラ・インガルス・ワイルダー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784001145151
ISBN 10 : 4001145154
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ローラたちの住む大草原の小さな町に、厳しく長い冬が訪れる。大自然と闘うアメリカ開拓期の生活がいきいきと描かれる。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はたっぴ

    とにかく長い冬だった。『北の国から』を思い出しながら読み進めたが、零下20〜40度では寒さのレベルが違いすぎる。ここまで気象条件が過酷だと普通に暮らせるのがどれほど幸せなことか…と小説を通して感じ入ってしまう。大好きだった『大草原の小さな家』の一冊とは知らずに手にしたが、懐かしい面々との再会が嬉しくてテンポよく読了。14歳になったローラが「おそれない娘になろう。たとえどんな目にあっても勇敢でいよう。」と自分を叱咤し、暗黒の猛吹雪の中で両親や姉弟を助けて暮らす姿に励まされた。私も寒さに負けず頑張って働こう。

  • ぶんこ

    なんとローラの本の中で日本で最初に紹介されたそうです。アメリカ中西部の冬がこんなにも厳しいとは驚きでした。また、他の作品でも思ったのですが、何故家畜小屋と住まいの間を離すのでしょうか?命をかけて家畜小屋に向かう描写を読む度に、隣に建てて周りを塞いだ通路で行き来出来るようにしないのが不思議。こういった生活に縁が無いので、多分理由があるのでしょう。この本では、白人世界に「7ヶ月間厳しい冬が続く」と伝えに来てくれたインディアンの老人に感動しました。また厳しい状況の中でも助け合う一家にも感動しました。

  • はる

    タイトル通り、本当に長い冬。怖ろしい吹雪が毎日のように続き、飢えと寒さでローラの一家もつらい日々。これまでのような穏やかな家族の団欒も美しい自然の描写もほとんど無く、読んでいるだけでこちらも寒くなります。しかしだからこそ、ようやく訪れた春に大喜びする家族の姿は、まるで自分のことのように伝わってきます。アルマンゾとキャップ、二人の若者が格好良かった!

  • たつや

    「ローラ物語1」だそうです。この時期にピッタリでした。やや、冗長に感じるところもありなすが、昔の大草原で暮らす人々の生活ぶりが細かい描写で、丁寧だけれど、淡々と書かれています。ジブリ系のアニメの様で、素晴らしいです。ただ、もう少しドラマがあるといいのになと勝手に思う。ので、残りの4冊を読むべきか?いま悩んでいます。

  • さゆゆ

    アメリカの開拓地で7ヶ月間の雪に沈む「長い冬」が訪れます。線路が使えなくなり供給がストップ。ローラ一家は食料が日に日に減って行き、小麦をコーヒー豆の機械ですりつぶして作る「黒パン」しか食べるものがなくなります。街の若者が近隣の農家を説得して、非常に高い金額で小麦を手にいれたのがギリギリセーフ、手もとの小麦は最後の一枚でした。春になり、食料が届いたときは涙が出ました。ローラは児童向けのために表現を削ったでしょうが、現実はさらに悲惨だったはずです。

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