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ISBN 10 : 412005361X
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根底からくつがえされた定説。従来人口に膾炙していたクルスク戦像は、いわば「冷戦テーゼ」であり、事実ではない。独ソいずれにおいても、虚構の戦史がまかり通るというようなことがなぜ起こったのか。ドイツ軍事史研究の最先端を走るローマン・テッペルが解明したクルスク戦の実相。
目次 : 1 はじめに―「クルスク会戦」か、それとも「オリョール=ビェルゴロド間の会戦」か?/ 2 行動の法則―一九四三年夏季会戦の準備/ 3 「炎の弧」―一九四三年夏のクルスク、オリョール、ハリコフをめぐる諸戦闘/ 4 消耗戦―一九四三年の東部戦線における夏季戦闘の結果/ 5 偽られた勝利―記憶をめぐる闘争
【著者紹介】
ローマン・テッペル : 1976年、旧東独バウツェン生まれ。ドレスデン工科大学に提出した修士論文以来、クルスク戦の研究に取り組み、まとめ上げた。『クルスクの戦い1943』は、出版されるや、その先端的な内容により、高い評価を獲得し、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語に翻訳された。イギリスの『ガーディアン』の編者の一人でもある
大木毅 : 1961年、東京生まれ。現代史家。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。千葉大学その他の非常勤講師、防衛省防衛研究所講師、国立昭和館運営専門委員等を経て、著述業。『独ソ戦』(岩波新書)で新書大賞2020大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Panzer Leader
読了日:2022/05/29
MUNEKAZ
読了日:2020/12/16
八八
読了日:2021/07/27
蟹
読了日:2020/12/24
壕野一廻
読了日:2021/04/29
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