ローベルト・ゲルヴァルト

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敗北者たち 第一次世界大戦はなぜ終結し損ねたのか 1917-1923

ローベルト・ゲルヴァルト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784622087618
ISBN 10 : 4622087618
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
小原淳 ,  
追加情報
:
568p;20

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読書メーターレビュー

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  • 蘭奢待 さん

    これはボリュームも内容も凄本。高くて買えないので図書館にて。第一次世界大戦後にハプスブルク帝国、オスマン帝国、ロマノフ帝国、ドイツ帝国が小国に分裂し、イデオロギー、宗教、人種が対立。血みどろの暴力と報復で酸鼻極まる世界。それがナチスドイツを産み、バルカンや中東の火薬庫を産み、解決の緒もないパレスチナ問題に繋がる。きらびやかなヨーロッパ、豪華絢爛なオリエント急行の一方で生み出される虐殺と報復。ヨーロッパとは何なのか。

  • たばかる さん

    1917ロシア革命〜1923ローザンヌ条約締結までの敗戦国+伊と希の推移のまとめ。テーマは、帝国の崩壊の裏にあった思想対立と暴力、紛争の着目。反共に伴ったユダヤ差別や敗戦の原因を内部の穏健派、平和主義者にしたことで生じた極端な排斥運動がもたらす暴力描写には胸に込み上げるものがあった。 膨大な参考文献と注釈(合わせて130p)が示すように情報量は広範で微細。逆に言えば、全体像がつかみづらい(特に戦況経過の部分)。

  • MUNEKAZ さん

    C・クラークの名著『夢遊病者たち』を思わせるタイトル。あちらが1914年に至る道のりなら、こちらは1917年から23年までに大戦が「終わり損ねた」ことを描く。ドイツの戦争賠償ばかりが注目されるが、他の敗者の国にもより過酷な条件が課されたこと。民族自決に従って東欧やバルカンに生まれた諸国家も、内には多数の少数民族を抱え、帝国の縮小版となっていたこと。なにより大戦によって解き放たれた暴力が、共産主義への恐怖やナショナリズムに従って蔓延していく様は凄まじい。大戦後のヨーロッパの混乱が俯瞰できる良書。

  • TK39 さん

    第一次世界大戦中から後の中欧、東欧の民族間の独立、対立をそれぞれの地域別にまとめてある。日本では第一次世界大戦と言えば、民族自決、ベルサイユ条約のイメージだが全く違う悲惨な歴史がある。日本語版での再読でしたが、訳も分かりやすく、良い本でした。値段が高いのが難点。

  • バルジ さん

    第一次大戦の敗者を描く。崩壊したロシア・ドイツ・ハプスブルク・トルコの4帝国の跡に吹き荒れた暴力に次ぐ暴力の嵐は読んでいて辛いものがある。多民族帝国崩壊後の「国民国家」が実像に反し多民族国家となった結果、民族浄化や暴力が支配しマイノリティの「牢獄」と化す。第一次大戦後のこうした状況はナチスドイツやファシストイタリアの行動の原理となっていったという指摘は非常に示唆的でもあり、ある事象を時間軸を伸ばして考える必要を感じさせる。反ボルシェヴィズムと反ユダヤ主義の嵐に揉まれた20世紀前半の中東欧を知るのに最適

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ローベルト・ゲルヴァルト

1976年ベルリン生まれ。現在、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン現代史教授および同大学戦争研究センター所長。専攻は近現代ヨーロッパ史。とくにドイツ史

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