ローナ・ピアッティ=ファーネル

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バナナの歴史 「食」の図書館

ローナ・ピアッティ=ファーネル

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562053278
ISBN 10 : 4562053275
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

みんなが大好き、バナナ―その歴史は意外にも波瀾万丈。栽培の始まりから神話や聖書との関係、非情なプランテーション経営、「バナナ大虐殺事件」に至るまで、さまざまな視点でたどる。世界のバナナ料理も紹介。レシピ付。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。

目次 : 序章 バナナの一族/ 第1章 バナナの歴史、伝説、神話/ 第2章 バナナを味わう/ 第3章 バナナ取り引きの歴史/ 第4章 象徴としてのバナナ/ 終章 バナナは世界を変える

【著者紹介】
ローナ・ピアッティ=ファーネル : イギリスのラフバラー大学で英文学の博士号を取得し、現在はニュージーランドのオークランド工科大学大衆文化研究所所長を務める。研究分野は文化史、20世紀と21世紀文学、映画、アニメ、広告、ゴシック文学(とくに吸血鬼小説)と多岐に渡る。食物に関する知識も豊富で、歴史や文学と食物の関係に焦点をあてた著作を発表している

大山晶 : 1961年生まれ。大阪外国語大学外国語学部ロシア語科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    序章バナナの一族に始まり、バナナの歴史、味わい、取引の歴史、象徴としてのバナナに続く。いきなりバナナは木ではないときた。植物学的にはベリーの一種ということだ。革のようなベリーというそうだ。バナナ、小学生のとき世はまだ昭和真っ只中。今でこそのバナナではあるが当時は給食にバナナが出ると知ると一日がバラ色だったように記憶している。バナナは一本ではなく半分でしたが・・バナナの取引の歴史を読むとドールとチキータが二大バナナ業者のようだ。昔バナナに貼ってあるドールやチキータのシールを集めていたことを思い出した。

  • けぴ

    食の図書館シリーズ。今回はバナナ。身近な食べ物であり、最後まで飽きずに読了。バナナの種類により、甘くないものもあるとか。チキータは労働力を搾取している話やバナナの皮で滑るギャグの歴史など本書らしい幅広い内容でした。

  • Kouro-hou

    オールアバウトバナナ。バナナは実は草で実はベリーの類らしい。元々種がみっちり入っていたが、品種改良で今の種無しが大人気に。ただし無性化(挿し木で増やす)したので病害虫で一網打尽になる事があり現在は二代目などの歴史や、世界での料理と作付け事情、バナナ取引大手の経歴(チキータは昔はかなりのワルだった)、バナナの歌や宣伝キャラの今昔、バナナグッズやバナナ皮ギャグまで内容はみっちり。バナナは最初単品梱包で露天売りしており、大量に捨てられた皮が腐って滑りやすくなって行政が19世紀半ばに清掃作戦を行ったのが元だとか。

  • こぽぞう☆

    バナナと労働者搾取の関係とかあんまり考えたことなかったことにも話は及ぶ。他に神話(イブが食べた知識の木の実はバナナだったという説もあるとか)や、バナナ企業の話、サブカル、話は多岐に。

  • シルク

    読むとバナナが食べたくなって、久しぶりに買ってしまった。すぐに黒くなって駄目にすることが多かったから、2年位かな、買っていなかったのだ。だけど、そう。この本に「バナナケーキは大恐慌時代に生まれたレシピ。すぐ黒くなるバナナを、有効活用することが出来るから」とか書いてあったのでね。……そーか。生で食べきれなくても、黒ずんできてしまっても、そこですかさずケーキに焼き込めばいいんだわv ケーキの準備をしておけば、怖いモノなしね!! と、安心して買ったのだな。小麦粉、ベーキングパウダー、卵。あとチョコレート。

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