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ウィスキー & ジョーキンズ ダンセイニの幻想法螺話

ロード ダンセイニ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336059598
ISBN 10 : 4336059594
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ダンセイニの人気シリーズ、待望の邦訳。初老の紳士ジョーキンズがウィスキーを片手に、実話と称して語り出す若かりし日の思い出。香り豊かで軽やかなテイスト、心地よい後味にほろ酔い気分。どこから読んでも楽しめる愉快な短篇23作。

【著者紹介】
ロード ダンセイニ : 本名はエドワード・ジョン・モートン・ドラックス・プランケット(1878‐1957)で、第十八代ダンセイニ城主であることを表すダンセイニ卿の名で幻想小説、戯曲、詩、評論など多くの著作を発表した。軍人、旅行家、狩猟家、チェスの名手という多才なアイルランド貴族だった。『ペガーナの神々』をはじめとする数々の著作により、その後のファンタジイ作家たちに多大な影響を与えた

中野善夫 : 1963年アメリカ合衆国テキサス州生まれ。立教大学理学研究科博士課程修了(理学博士)。英米幻想小説研究翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • かりさ

    ジョーキンズの幻想法螺話と冒険譚はそれが夢のような空想物語だとしても、いつしかわくわくと心踊りずっと此処に浸っていたくなる楽しい時間。そしてダンセイニの心の豊かさやのびやかさに触れることの幸福感に満たされます。『魔法の国の旅人』のプロローグとして冒頭のみだった「アブ・ラヒーブの話」を全訳して頂き蘇ったことに感謝。そして表紙のアブ・ラヒーブの可愛さ。ジョーキンズの語りは想像の世界を遥かに超えて、共に冒険へと連れていってくれます。こうしてダンセイニの紡ぐ物語が感性の糧になると思うのです。

  • アキ・ラメーテ

    友人に紹介されたビリヤードクラブ(といっても、ビリヤード台は無い)の名物男ジョーキンズ、世界の様々な国を旅して来た。ウィスキーソーダで喉をうるおせば、どんな話題にも応えてくれる。彼の口から飛び出すのは摩訶不思議な法螺話。同じクラブの会員でジョーキンズに話をさせまいとする一派がいるという設定もなんだか子供じみていておもしろい。自分たちだけで離れたところで他の話をするわけにはいかんのか。

  • 星落秋風五丈原

    彼の話は、真珠でいっぱいの海岸だの、見るもぬめぬめしい姿に転生した男だの端から法螺と分かっているほど奇想天外な代物だが、殆どの者はそれを指摘しないで彼の話に耳を傾ける。彼に話をさせまいという不届き者が登場して「君はその話には不案内だろ?」とジョーキンズに振るのだが、常に「では、その話をしよう」と返される。『Idle Tears流れよ涙』古の名曲を見つけた男が税金を一切払わん宣言。確定申告の時期に羨ましい話題だが、取り立てにきた税務署職員もやってきた警察職員も皆曲を聴いて泣き出すという「何だそりゃ」という話

  • りつこ

    法螺とタイトルにあるから法螺だろうと思いながら読みつつも、自分も試しに行ってみると同じ目に遭うかもしれない?という不安もちょっぴり。ユーモアたぷっりだから笑いながら顔を見ると語ってる本人は暗い表情をしてる、そんな印象。独特なのはお国柄?それとも作者がファンタジー作家だから?幻想的なシーンがあったり、摩訶不思議な動物が出てきたり、かとおもえばジョーキンズの語りが封じられて終わったり。面白かった〜!と一言では言い表せないなんとも不思議な読後感。

  • そふぃあ

    120篇以上あるというジョーキンズ・シリーズの物語から23篇が選ばれ収録されている。ビリヤードクラブでウィスキーを片手に披露される、嘘か本当か分からない幻想的小噺の数々。面白い話もまあまあな話もあったが、ある兄妹が森にいたサテュロスを匿った顚末を描く「リルズウッドの森の開発」は飛び抜けて面白くオチも良かった。真珠で埋め尽くされた砂浜が幻想的な「真珠色の浜辺」も良かった。

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