アンドレアス・ロンベルク:メサイア
2021年に没後200周年を迎えるドイツの作曲家アンドレアス・ロンベルク。従兄弟のチェロ奏者ベルンハルトとともに、優れたヴァイオリン奏者として活躍したロンベルクですが、2008年にリリースされたこのアルバムは彼の珍しい声楽作品『メサイア』の全曲を収録したものです。この作品は彼がボンに滞在していた1793年に書かれたもので、1800年にハンブルクに移った際にも演奏したというお気に入りの作品です。テキストに使われているのは、マーラーの『復活』でおなじみクロプシュトックの詩。曲は荘厳華麗で、終曲のフーガなどにはベートーヴェンの影響もどことなく感じられます。演奏はバロック音楽のスペシャリスト、マックス率いるダス・クライネ・コンツェルト。(輸入元情報)
【収録情報】
● A.ロンベルク:メサイア
ベロニカ・ヴィンター(ソプラノ)
マルクス・シェーファー(テノール)
エッケハルト・アーベレ(バス)
ベルンハルト・シェッフェル(テノール)
インモ・シュレーダー(テノール)
ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンツェルト
ヘルマン・マックス(指揮)
録音時期:2007年2月20-22日
録音場所:Studio Stolberger Strase, Koln
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)