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ISBN 10 : 4309623018
Content Description
国際政治の陰謀渦巻く地中海の都市「アレクサンドリア」を舞台に、恐るべき愛の逆説と悪夢のような現代人の内的世界を、壮大かつ精緻に描いた歴史的名著が、名訳をさらに磨きあげた全面改訳で登場。
【著者紹介】
ロレンス・ダレル : 1912〜1990。イギリス系植民者の息子としてインドに生まれる。11歳のとき、父の意向でイギリス本国に渡り、カンタベリーの寄宿学校に入学するが、学校の教育が性に合わず退学。個人教授を受けながらケンブリッジ大学の入学試験を試みて失敗する。その後、不動産屋で働いたりナイトクラブでピアノを弾いたりするが定職にはつかない。1935年23歳で、家族とともにギリシア領コルフ島に移住。数年間この島で暮らしてから外交官生活に入り、アテネ、カイロ、アレクサンドリア、ロードス島、コルドバ(アルゼンチン)、ベオグラードなどに滞在する。1938年、小説『黒い本』をパリにて発表。T・S・エリオットやヘンリー・ミラーに絶讃されて作家としての地位を確立する。1953年、キプロス島に住まいを移し、『ジュスティーヌ』の執筆を開始、1957年にはこの島のルポルタージュ『にがいレモン』でダフ・クーパー賞を受賞する。同年、南フランスに移住。ここを永住の地として創作活動に専念し、傑作『アレクサンドリア四重奏』全4巻をまとめる
高松雄一 : 1929年、北海道室蘭市に生まれる。東京大学文学部卒業。イギリス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ヴェネツィア
読了日:2016/05/21
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読了日:2019/01/14
ケイ
読了日:2017/07/02
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読了日:2024/01/31
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読了日:2021/08/28
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