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最後の審判 小学館文庫

ロバート ベイリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094068214
ISBN 10 : 409406821X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

老弁護士トムにかつて煮え湯を飲まされたあの殺人鬼が脱獄し、最凶の殺し屋とともに血みどろの復讐劇の幕を開けた。相棒リック、検察官パウエル、黒人弁護士ボーら親友でもある教え子たち、さらに愛する息子夫婦と可愛い孫…殺人鬼はトムにとって最も大切なものを狙い、末期癌に冒された彼を容赦なく追い詰めていく。死の淵に立つトムは、果たして愛する者たちを守ることが出来るのか?正義とは、友情とは、家族とは…。激しく魂を揺さぶりながらも、読む者の心を熱く燃やし続けるシリーズ最高傑作。大好評胸アツ法廷エンタメ四部作、堂々の完結編!

【著者紹介】
ロバート・ベイリー : 米国アラバマ州出身。アラバマ大学ロースクールを卒業後、地元ハンツビルで弁護士として活躍し、2014年に『ザ・プロフェッサー』で作家デビュー

吉野弘人 : 英米文学翻訳家。山形大学人文学部経済学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のぶ

    このシリーズは全作読んでいるが、本作が最後になるようで、感慨無量の気持ちでいっぱいになった。主人公の老弁護士のトム・マクマートリーは末期癌に冒され残された時間も少ない。物語は過去に苦い思い出のある、殺人鬼ジムボーンが脱獄し、最凶の殺し屋とともに復讐を始めるところから始まる。ジムボーンの執念は強い。パートナーのリック始め、トムを囲む仲間たちを守らなくてはならない。死の淵に立つトムに果たしてできるのか?法廷場面は多くないが、幸せに暮らすために、生きていくために、多くの要素の詰まった作品だった。

  • papako

    終わっちゃった!よかった!教授は生きようとしていた。しかしジムボーンやマニーの魔の手が!誰が死んじゃうのか心配で心配で、最後うまくおさまるのか?みなさんのレビューを確認してから読み進めました。教授の『彼はもう子どもじゃない、一人前の男だ』リックに聞かせてあげたかった。『法は失敗したんだ』最後に教授は法ではなく正義で戦った。癌にもジムボーンにも屈しない教授。彼が孫に『49番』と呼びかけるシーンがすごく好きでした。きっと彼は大丈夫。だって49番だものね。さてさてボーのシリーズも読めそうなのがうれしい。

  • Panzer Leader

    胸熱法廷ドラマとして始まったこのシリーズ、最後は復讐を誓う脱獄した死刑囚がトム達に迫り、人はドンドン死ぬは弁護士・判事も銃で武装するはと西部劇調アクションに変貌。まあ正義は勝つと分かっているから安心して読み進められた。それにしても頻繁に出てきた「ケツの穴全開」ってセリフ、気を引き締めて物事に当たれって意味なら「ケツの穴閉めろ」の方があっている気がするんだが。

  • オーウェン

    前巻で余命を宣告されたトム。そのトムに裁判で死刑を宣告されたジムボーンが刑務所から脱獄して、トムに最後の審判を与えようとする。リーガルものではあるが、この4作目はほとんど裁判シーンがない。むしろジムボーンと暗殺者から狙われ逃げ惑うアクションシーンが明らかに多い。主要な人物もかなり命を落とすし、それに反撃するため老体にムチ打ち動こうとするトムの悲壮感。結末は分かり切っているのだが、そこに向かってのトムの生き方。孫と1対1で話す会話が感動的であり、後のシリーズで主役を務めるボーは涙を流して別れを告げる。

  • タツ フカガワ

    死刑執行を数か月後に控えたボーン・ウィーラ―が脱獄。女性の殺し屋マニーの手を借りて、マクマートリーと、彼が愛する人たちの殺害を画策する。シリーズ4作目で完結編はサイコ・サスペンスの趣で、ハラハラドキドキ感はこれまでで一番かも。なかでも末期の肺癌にあるトムとウィ―ラ―とのフットボール場での対決は圧巻! このあたりから目も鼻もぐずぐずとなったまま読了。ジャンルは違うけれど、今村翔吾さんの「羽州ぼろ鳶組」シリーズに通じるような熱いドラマでした。

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