ロバート・ルイス・スティーヴンソン

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箱ちがい

ロバート・ルイス・スティーヴンソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336042439
ISBN 10 : 4336042438
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

死んだ老人には、最後に生き残った者が受け取れる莫大な年金がかかっていた。甥たちは、彼が生きているように見せかけようとする。買切。

【著者紹介】
ロイド・オズボーン : スティーヴンスンの後妻ファニーが先夫との間にもうけた息子。アメリカ、サンフランシスコに生まれる。名作『宝島』は、義父スティーヴンスンが少年時代ロイドに語った物語がもとになっている。スティーヴンスンとの合作に、『箱ちがい』(1889)、『難破船略奪者』(1892)、『引き潮』(1894)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 本木英朗

    19世紀英国の作家、ロバート・ルイス・スティーヴンスンが、甥であるロイド・オズボーンと一緒に作ったブラック・ファースの傑作が、この作品である。俺は2000年に一度読んだっきりで、今回が2回目である。莫大な金額がかかったトンチン年金組合の生き残りは、フィンズベリー兄弟だけとなった。その折もおり、弟ジョゼフが鉄道事故に遭遇、死体を発見した甥たちは伯父が生きているように見せかけようとするが……という話から始まる。これはもう、見てのお楽しみかな。とにかく最後まで見るしかないってば。→

  • きりぱい

    スティーヴンスンとは思えないユーモア小説。まず、最後に残った一人が莫大な金額を受け取るという年金システムからして山っ気が強くて面白いのだけど、死体を配送するなんてドタバタにもブラック。男たちが立ち回るなか、調子っぱずれのジュリアが微笑ましい。この異色作を愛するか認めないかで、スティーヴンスンファンは2派に分かれるなんて言う人もいるようで。ちなみに擁護派はG・グリーンやチェスタトン、キプリング。継子との共著ということで、親子の親密さや、並行執筆のせいでお騒がせとなった出版エピソードも面白い。

  • yooou

    ☆☆☆★★

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