Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• templecity

  読了日：2024/07/13

  戦後の進駐軍の時から日本は外国からの支配を嫌っている。児玉誉士夫の資金がl岸を支援し、共産化の危機を止めた。GHQも芦田内閣を摘発した。終戦直後は色んな意味で激変していた。王と長嶋は残した成績は王の方が明らかに上田が、王が台湾籍であったことから読売も長嶋を優遇した。外国人監督もきたが、やはり外国人支配を嫌う傾向はあった。日産のゴーンもその流れがあると指摘している。

• hitotak

  読了日：2024/11/10

  戦後日本の政治、ビジネス、裏社会などに深く入り込んだ外国人達の系譜。戦後の進駐軍と共に日本の潜りこんだスパイ機関や、ヤクザと取引し暴利をむさぼる詐欺師たちの悪行が次々に書かれる。人を信じやすい日本人をだますのは簡単なんだろうな、と読んでいて歯がゆい。日産のゴーン逮捕はアメリカ人の視点で見ると納得できない不当なものであるようだ。島国日本では和を乱すことが一番の問題であり、常に内向き志向であることがよくわかる。最終章は、統一教会が自民党や米韓保守勢力と築いた、親密で強固な関係について書かれている。

• TK39

  読了日：2024/05/25

  戦後あたりは詳しいが、最近？の話題であるオリンパス、日産などは期待はずれ。前の著作の焼き直しっぽい感じです。王さんに関する記述も浅い。。

• コブタ

  読了日：2025/09/09

  戦後の日本が如何にアウトサイダー達と利害関係で繋がったり、甘ごとで利用されたりしてきたかを米国人目線で綴られる。王と長嶋の人気の差、カルロス・ゴーンへの日本国内での評判(ゴーン自身の行動にも難は有ったが)、元ロッテ監督バレンタインへの仕打ち等についてはなかなか書けない内容。そして米国による吉田及び岸の反共政府の樹立と共に旧統一教会の容認を経て、ついには安倍元首相の銃撃を発端に教会の解散命令の請求に至る。米国人(アウトサイダー？)著者が日本の闇を描いている。

• コウジ

  読了日：2024/10/04

  やや米国寄りの視線だが、翼賛化した日本のマスコミでは決してかけない戦後史の暗部、ＣＩＡやＫＣＩＡ、右翼と統一教会、自民党との関係を書いていて、興味深かった。また王貞治やヴァレンタイン監督の章、日産ゴーンやＭＫタクシーの章も面白かった。

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