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パワ-・ハングリ-現実を直視してエネルギ-問題を考える

ロバート・ブライス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862761125
ISBN 10 : 4862761127
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

我々の生活に深く関わる大問題、エネルギー。グリーン・エネルギーの課題は何か。気候変動や貧困問題との関係は…。世界の実状をわかりやすく読み解き、科学とビジネスの視点で核心に迫る、現実主義のエネルギー論。

【著者紹介】
ロバート・ブライス : 米国のジャーナリスト。ニューヨークの政策シンクタンク、マンハッタン・インスティチュートのシニアフェロー、エネルギー業界専門誌『エナジー・トリビューン』主幹。資源・エネルギー問題をはじめ経済問題を専門とし、『ニューヨークタイムズ』、『ワシントンポスト』、『USニューズ&ワールド・レポート』はじめ主要紙誌多数で活躍、CNNやBBCなどにも頻繁に出演。この分野で最も影響力あるジャーナリストの一人と目されている

古舘恒介 : 1994年慶應義塾大学理工学部応用化学科卒。同年日本石油入社後、リテール事業、イリノイ大学MBAプログラムへの留学(2001年卒)、LNG事業、総合企画、内閣府への出向を経て、現在、JX Nippon Oil Exploration(U.S.A.)Limited勤務。米国テキサス州ヒューストン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • まめタンク

    2020年45冊目。ビルゲイツもパーツラフシュミルもそうですが、再生可能エネルギーは非効率であって原発こそが環境を支えるというのは、ある種の知的人が語る共通認識のようです。本書では、N2Nつまり、しばらくは天然ガスでエネルギーを賄い、将来的には原発でエネルギーを作っていくという主著が語られています。面白いのは、再生可能エネルギーで有名なロッキーマウス研究所のエイモリーロビンスを全否定している所です。(笑

  • STEM読書会

    密度が高いことは環境にやさしい。 と本書では述べられているが、過度な一般化は禁物であると私は思う。

  • taming_sfc

    21世紀のエネルギーのあり方について一石を投じた書。エネルギーの一般的な歴史を叙述し、特に再生可能エネルギー論者に足りない、「エネルギーの質」についての話をする。その後、現在のエネルギー不足の状況を改善するには、天然ガスから原子力へと至るN2Nが最善の方向性であることを、きわめて明確に論じる。私は個人的には、天然ガスからREへの流れを考えているものだが、しかしながらその私が読んでも筆者の流れるような明快な論旨は賞賛したいと思った。今の日本に、冷静なエネルギーの議論を起こすために、必読の書であるといえよう。

  • むとうさん

    アメリカのエネルギー問題について詳しいジャーナリストが、今後最も「現実的な」エネルギー政策が何なのかについて論じた本。立場としては「天然ガス、いずれは原子力へ」移行することを説く。再生可能エネルギーについては極めて懐疑的だが、二酸化炭素排出を「むしろ増やしてしまうから」という理由である。そのあたり数値がきちんと示されていて明快である。その他石炭火力による重金属の問題や自然保護にむしろ石油を活用するなど読みどころはたくさん。なお訳者解説が驚くほど秀逸で、ここだけでも読む価値があるかもしれないほど。

  • くぼ

    N2N(天然ガスから原子力へ)が将来あるべきエネルギー政策だと主張している。しかし、これらのデメリットについてはそれほど深く考察されてはいなかった点が不満である。しかし、世間で注目されている風力や太陽光といったグリーンエネルギーの欠陥をつきつめている点は、とてもわかりやすく、評価できる。

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