ロバート・クーヴァー

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ようこそ、映画館へ

ロバート・クーヴァー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861825873
ISBN 10 : 4861825873
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

西部劇、ミュージカル、チャップリン喜劇、『カサブランカ』、フィルム・ノワール、カートゥーン…。あらゆるジャンル映画を俎上に載せ、解体し、魅惑的に再構築する!ポストモダン文学の巨人がラブレー顔負けの過激なブラックユーモアでおくる、映画館での一夜の連続上映と、ひとりの映写技師、そして観客の少女の奇妙な体験!

目次 : 予告編『名画座の怪人』/ 今週の連作『ラザロのあとに』/ 冒険西部劇『ジェントリーズ・ジャンクションの決闘』/ おすすめの小品(『ギルダの夢』/ 『フレームの内部で』/ 『ディゾルヴ』)/ 喜劇『ルー屋敷のチャップリン』/ 休憩時間/ お子様向けマンガ映画/ 紀行作品『一九三九年のミルフォード・ジャンクション―短い出会い』/ ミュージカル『シルクハット』/ ロマンス『きみの瞳に乾杯』

【著者紹介】
ロバート・クーヴァー : 1932年生まれ。トマン・ピンチョン、ジョン・バース、ドナルド・バーセルミらと並び称される、アメリカのポストモダン文学を代表する小説家

越川芳明 : 1952年生まれ。明治大学文学部教授(米文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 燃えつきた棒

    読んでいて、ピンチョン「LAヴァイス」を思い出した。この手の小説はどうも苦手だ。 「フリッカー、あるいは映画の魔」の方がいいなと思いながら読んで行くと、最後にご褒美があった。 「きみの瞳に乾杯」である。 これが読めるなら、この入場料は高くない。 映画館の暗がりで食べるキャンディは堪らない。

  • ヘラジカ

    古き良きアメリカ映画を解体して小説という形式で再構築することで、文学の領域を広げようとする試み。その手法たるや正に名人芸と言っても良い程だ。ソローキンのような滅多やたらに斬り刻む書き方ではなく、名作の核心をしっかりと掴み敬意と悪意(?)を持って全てを反転させようとしている。物凄くサディスティックかつグロテスクだが、映画好きの私には一種の開放感のようなものを感じさせた。ポスト・モダン文学の無重力を体感した思いである。不快だけれどすごく気持ちの良い読書だった。

  • 法水

    西部劇、チャップリン喜劇、ミュージカル、『カサブランカ』など映画をテーマにした短篇集。といってもポストモダン文学の旗手ロバート・クーヴァーさんゆえ一筋縄ではいかない。中では「ルー屋敷のチャップリン」は本当にそんな映画があったのではないかと思うほどチャップリンの動きを文章で再現していていちばん楽しめた(中身は喜劇というよりホラー)。今回は訳者の越川芳明さんと書評家の豊崎由美さんのトークイベントに合わせて読んだけど、話を聞いてから読めばよかった(笑)。

  • gu

    記述するってことが既に批評だなと思いつつ。小説による名作映画のパロディというより、映画を使って解体された小説だと思う。

  • よんどころ

    面白かったけど、ちょっと誤植が多いですね。

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