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震える山 ク-ル-, 食人, 狂牛病

ロバート・クリッツマン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784588772016
ISBN 10 : 4588772015
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

パプアニューギニアの奥地に、クールー病の謎の足跡を追う。緑豊かな原野を背景に、石器時代さながらに生活する人々との交流が生き生きと描き出される医学的・文化人類学的紀行。

【著者紹介】
ロバート・クリッツマン : 1958年生まれ。コロンビア大学医学部臨床精神医学科助教授、生命倫理研究所副所長、医学博士

榎本真理子 : 1951年生まれ。津田塾大学大学院博士後期課程満期退学、1981‐82年ケント大学留学、1993‐94年ケンブリッジ大学客員研究員。恵泉女学園大学英米文化学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ねね

    覚悟も将来の目的もあまりハッキリしない一医学生が思い立ってニューギニアへ行って、クール―病の医療的人文学的見地からの調査をしよう!とした旅行記。現地人とのトラブルその他を描くページが殆どで、クール―病については殆どページが割かれていなくて、随分と期待外れではありました。目線がどうしても未開の地の人、という立場に立ってるなあという感。それを無垢な人と決めつけて行くから益々ややこしくなるし…という、作者の成長物語的なwまあ、苦労しましたねえ、という感想。

  • なめこ

    食葬とクールーについて調べたかったのだけど、学術的な記録や考察というよりは著者の旅行記でしたね。しかし他にクールーに焦点を当てた書籍を見つけられなかったので、まあよしとして読んだ。消えゆく文化は果たして守るべきか。しばしば、守り続けている本人よりも関係のない外野のほうが声高に、「伝統文化を残そう」と言う。先に読んだ上橋菜穂子のアボリジニ研究から気になっている話。食葬に関してはむしろ外野が「やめろ」と言ったわけだけど、果たしてクールーが発生しなかったら食葬は続いていたかな?

  • deyan

    一人の優秀な青年(著者)の成長記録のような本です。未開の土地の人々にマルクス主義的な理想を抱いていた著者ですが、それは早い段階で打ち崩されます。常に物資をたかってくる人々の貪欲さ、占いの結果で殺人を犯す過激さ、子供の知的好奇心をころす環境etc、現代文明社会の価値観とかけ離れた文化を持つ彼らとの交流を通し、自己を振り返りアイデンティティを確立していく著者。研究一辺倒ではなく、人類学や芸術に興味のある著者だったからこそ得られた発見があります。BSEに興味があって読み始めましたが、違った方向でも楽しめました。

  • ほしみ

    医学研究の過程を描いたってよりも、クリッツマン博士のニューギニアでの冒険と困難が密に描かれてて面白かった。石器時代も宇宙時代も人間の性質はほとんど変わってないのかな、と読んでて感じる。

  • クールー病について知りたくて借りました。病気についてより、未開の地の冒険記として楽しめました。

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