ロナルド・W・ツヴァイグ

Individuals/organizations Page

Books

ホロコ-ストと国家の略奪 ブダペスト発「黄金列車」のゆくえ

ロナルド・W・ツヴァイグ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784812208434
ISBN 10 : 4812208432
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第2次世界大戦末期、略奪したユダヤ人財産を載せ、「黄金列車」が迷走する。アウシュビッツの犠牲者たちの財産は、一体誰のものなのか。近年、アメリカで行われた賠償請求訴訟の根拠となった名著。

【著者紹介】
ロナルド・W・ツヴァイグ : 1949年、シドニー生まれ。1978年、ケンブリッジ大学で博士号を取得後、ヘブライ大学(1978‐83年)およびテルアビブ大学(1983‐2003年)で教鞭をとる。2004年からニューヨーク大学教授

寺尾信昭 : 1948年、高知県生まれ。関西大学法学部政治学科卒業。同大学院博士課程単位取得。1977‐79年、文部省奨学生としてハンガリー科学アカデミー付属歴史学研究所に留学。現在、大阪大学(外国語学部)、大阪学院大学、および大阪経済法科大学(各法学部)非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 茶坊主

    タイトルの「黄金列車」は「ナチスの黄金列車」とは別物。 ハンガリーでのホロコースト際、ユダヤ人から略奪した宝飾品や家財を積み込んだ列車のこと。 本は大戦前のハンガリーでのユダヤ人の有り様や 歴史から始まる。 この列車は行程途中で終戦を迎える。 その後、戦後処理の様々な駆け引きや 各国の思惑をへて ユダヤ人難民のための支援金となるまでが克明に語られる 「ハンガリー人」として認められ、繁栄していたユダヤ人たちが、徐々に権利を奪われ、財産も、命も奪われていく様は ぞっとする。

  • tama

    図書館本 友人が読んでたので WWUハンガリーのチンピラ右翼がナチに魅かれて真似っこし、国内のユダヤ人をナチの絶滅収容所へ送り、財産をかっぱらい、知らんふりをした事実の解説書。右翼たちはどこの国でもこういう行動をするようだ。右翼がユダヤを襲ったのは「ナチがやってるから」の他に、他所もんの分際でデカい顔してるからが理由らしい。ユダヤは気の毒だけど「流れてきたよそ者」だし、頭良くて金儲けできる能力が高かったのが運の尽き。ポグロムが帝政ロシアでの出来事と思ってたがWWU後にハンガリーでもあったのに驚き。

  • トントン

    佐藤亜紀『黄金列車』はフィクションなので(登場人物の多くは実在だが)、実際のところを検証するために読む。矢十字党という、田舎ナチスとも思えるお粗末なハンガリー政権の断末魔‥ それが、ドイツを見限りフランスと交渉して財を再配分することをたくらむ。加えて戦後、単独で財宝を隠したハンガリー役人たちの必死の言い訳、はたまた米・仏によって確保された財宝の扱いを巡る外交戦‥ やはり事実は遥かに複雑で興味深い。21世紀に入り、米軍が財産を流用したとユダヤ人団体が訴訟を起こし、2005年に和解している。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items