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世界を変えた100の本の歴史図鑑 古代エジプトのパピルスから電子書籍まで

ロデリック・ケイヴ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562051106
ISBN 10 : 4562051108
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

時代や地域、ジャンルを問わず、「本の発展の歴史」においてターニングポイントになった100冊から、さまざまな文化や時代で本がどう変遷し、どう関連したかを300点以上の貴重な図版とともにわかりやすく解説する。用語集、索引付。

【著者紹介】
ロデリック・ケイヴ : 印刷の歴史研究者であるとともに、司書として稀覯本のコレクションにかかわる仕事をしてきた。また、世界中の図書館や大学で、情報学の講座を立ち上げてきた。ユネスコの元相談役であり、アメリカの大学や博物館で、本の歴史について助言するとともに、大英図書館の顧問もつとめてきた

サラ・アヤド : 図書館助手、書籍販売員、編集者として、長く本とかかわってきた。最近では、文学と視覚芸術への強い関心から、絵画研究者としても活動している

樺山紘一 : 1941年東京都生まれ。東京大学文学部卒、同大学院修士課程修了。東京大学教授、国立西洋美術館館長をへて、現在、印刷博物館館長。東京大学名誉教授。専攻は西洋中世史

大山晶 : 1961年生まれ。大阪外国語大学外国語学部ロシア語科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    著者のロデリック・ケイヴとサラ・アヤドはともに印刷の歴史研究など本に長く関わってきた。本書は今一つ、その編集方針と狙いがよくわからない。多角的な観点から本の歴史を紹介しているのだが、体系性にやや欠けるのである。個々の項目の解説は百科事典並みだが、写真版はなかなかに魅力的で、他にはあまり見かけないものも。例えば「バタク族の易書」(ただし、古代のものかと思いきや1850年とはちょっと興ざめだが)や、アル・ジャリの「巧妙な機械装置に関する知識の書」など。

  • たま

    『パピルスのなかの永遠』を読みながら、東アジアの本の文明についても読みたいなと思っていた。そんなとき図書館で見つけた本。洞窟壁画、骨や木、粘土板、キープ文字(紐)、パピルス…など素材の違いもあれば、グーテンベルグ聖書や百科全書のような社会的に重要な本、源氏物語絵巻や時祷書のような美的な本もあり、地理もアフリカ、南米、アジアを広くカバーして図版を見ているだけで世界が広がる思いである。南アジアの貝葉が私には新鮮だった。電子書籍も良いが、冊子という発明の偉大さをつくづく感じさせられる。

  • 花林糖

    (図書館本)興味の薄い所は流し読み程度だけれど、図版が見応えあるので見ているだけでも楽しめる。インドの貝葉、アイルランドの彩飾写本、インドのイソップなど前半が特に興味深かった。

  • ykshzk(虎猫図案房)

    これは、本という媒体ををますます好きにさせる本。中世に生まれていたら、修道院の写字室でひたすら写本をしていたいとつくづく思う。紙の書物が生まれるずっと前から、洞窟の壁、石、竹、骨、ヤシの葉、、とにかく色々なものを表現媒体としてきた人類には、きっと何かを「記録し、残したい」という本能が備わっているのかもしれない。本書に掲載されている図版はどれも美しく、ケルズの書や42行聖書はもちろん、船乗りの案内図ための「島々の書」や最古の科学テクスト「幾何学原論」の美しさにはゾクゾクした。図書館本だが、これは買おうかと。

  • メデスキ

    ほとんど知らない「書物」に溢れているので、これはなかなか貴重―――!と思いつつも、メモしたくてもメモにもならない、豆知識が披露されていないのが残念。各自、興味を持ったら調べるように!的図鑑。ただ、実際、面白い。

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