ロジーナ・ハリソン

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わたしはこうして執事になった

ロジーナ・ハリソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560095270
ISBN 10 : 4560095272
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
369p;20

内容詳細

華麗なる時代の最後の輝きの日々―執事には誰がどんな経験をへてなるのか。執事になった人なれなかった人、貴族の大邸宅や在米イギリス大使館に勤めた五人が語る、笑いと苦労、時に涙の職業人生。『おだまり、ローズ』の著者がおくる、男性使用人の世界。

目次 : 1 プロローグ/ 2 ゴードン・グリメット/ 3 エドウィン・リー/ 4 チャールズ・ディーン/ 5 ジョージ・ワシントン/ 6 ピーター・ホワイトリー/ 7 エピローグ

【著者紹介】
ロジーナ・ハリソン : 1899年、イギリス・ヨークシャーに、石工の父と洗濯メイドの母の長女として生まれる。1918年、18歳でお屋敷の令嬢付きメイドとしてキャリアをスタート、1928年にアスター子爵家の令嬢付きメイドとなり、同年、子爵夫人ナンシー・アスター付きメイドに昇格する。以後35年にわたってアスター家に仕えた。1989年没

新井潤美 : 東京大学大学院博士課程満期退学(比較文学比較文化専攻)。上智大学文学部教授。学術博士

新井雅代 : 津田塾大学学芸学部国際関係学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 九月猫 さん

    「おだまり、ローズ」のロジーナさん2冊目の著書。タイトルで“クリヴデンのリー卿”ことエドウィン・リー氏の回顧録かと思っていたのだけど、5人の執事(正確には執事ではない方も)にお話を聞いたもの。もちろんそのうちの一人はリー執事。聞き手兼書き手がローズさんであり、繋がりがアスター家ということで、アスター家とレディ・アスターについては上げたり下げたりしながらも、皆さんかなり贔屓しているような(笑)前作同様、お屋敷奉公の世界の出世話は興味深くとても面白かった。ちらっと出てきた英国のお屋敷らしい幽霊話も面白かった。

  • 星落秋風五丈原 さん

    彼女が知り合った執事となった4人プラス途中で辞めた1人(だから厳密に言えばタイトルに偽りあり)の屋敷での人生を綴ったのが本書。彼等の主観による記述だけでなく、章末に必ず「〜(人名)の回想についてひとこと」というローズの文章で第三者から見た彼等についても補完されており、公平性を期した内容。主人・使用人それぞれの領分を侵さないながらも疑似家族のような所があった時代から、使用人の意識も変化。彼等と主人の関係性が希薄になってゆく様子が哀切を込めて語られる。貴族たちが失ったのは、財産ばかりではなかったのだ。

  • miyu さん

    「おだまり、ローズ」を読んだのは2年も前だったのかとまずは驚く。今度のお話はアスター家に関わりのある執事たちの回顧録。もちろんお目当ては大執事「クリヴデンのリー卿」ことエドウィン・リー。前作でそのあまりに見事な采配ぶりと心騒ぐ男っぷり(オジサン趣味なもんで・笑)に胸きゅんしたのだが、この作品の中でのリー卿の語りは短い!他の4人よりもずっと話すことが多かったはずなのに。結局は執事の生活を全うしなかったゴードン・グリメットの語りが最も長く、それもトップバッターだったせいで少々飽きたのは内緒。とても面白かった。

  • おかむら さん

    お屋敷奉公人の世界。5人の執事の聞き書き回顧録。ダウントンアビーがもうすぐ終わってしまうので(淋しい)いいタイミングで読めたわ。イギリスの階級社会や貴族階級の没落、使用人の出世コースがよくわかる。カーソンさんやモールズリーさんやトーマスを思い浮かべてニヤニヤしながら読みました。

  • ごへいもち さん

    面白かった「おだまり、ローズ」の著者の周囲の数名の執事の自伝、一気読み。程度の低いイタズラもあるけれど

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1899年、イギリス・ヨークシャーに、石工の父と洗濯メイドの母の長女として生まれる。1918年、18歳でお屋敷の令嬢付きメイドとしてキャリアをスタート、1928年にアスター子爵家の令嬢付きメイドとなり、同年、子爵夫人ナンシー・アスター付きメイドに昇格する。以後35年にわたってアスター家に仕えた。19

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