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飢える大陸アフリカ 先進国の余剰がうみだす飢餓という名の人災

ロジャー・サロー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784903487502
ISBN 10 : 4903487504
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界では十分な食糧生産があるのに、なぜ、飢餓はいつまでも繰り返されるのか。世界の飢餓人口の半数以上を抱える大陸アフリカで、先進国の怠慢と無知と都合という「人災」が、いかに飢餓を引き起こすのかを告発。

【著者紹介】
ロジャー・サロー : 20年間、「ウォールストリート・ジャーナル」紙の海外特派員を経験。1986〜91年は、主に南アフリカで取材し、アパルトヘイトの終末を人道的な立場から執筆した。その記事によって、アフリカの20ヵ国以上をふくむ、およそ60ヵ国に活動の場を広げた

スコット・キルマン : 20年以上、「ウォールストリート・ジャーナル」紙上で農業について執筆し、アメリカ政府とその農産業部門が国際社会に与える影響を記録してきた。貿易、バイオテクノロジー、食糧安全保障、補助金、農村経済についても執筆してきた

岩永勝監訳 : 1951年生まれ。京都大学大学院修士課程修了。米国ウィスコンシン大学にて農学博士号を取得。現在、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、理事長。専門は植物遺伝育種学。過去30年間、海外(米国、ペルー、コロンビア、イタリア、メキシコ)で研究生活を送る。2006年に「日本農学賞・読売農学賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • takao

    ふむ

  • イシュア

    健全な経済は健全な市場からとなむ

  • 小鳥遊小鳥

    「この世界には、全人口を養うだけの食料生産能力がないのだろう」「アフリカの厳しい風土では作物が育たないのだろう」「アフリカの人は貧しいから食料を買えないのだろう」……などと思ってきたのだけど、アフリカの飢餓問題はそんな単純なものではないということがわかった(いかにもな直訳調の文体は、読み進めるのにちと骨が折れたが)。

  • ラーメン小池

    アフリカにおける飢餓のメカニズムを、広汎な視点で紐解く。部族紛争などの内戦や政府機関の統治能力不足という背景はあるものの、アジア・ラテンアメリカで成果を挙げた緑の革命がうまくいかない理由を技術的な点からも述べている。もちろん大きな理由としては先進国の国内保護を目的とした農業補助金による農産物価格の下落と余剰農産物の援助物資としての押しつけなどにより国内農業が育成・発展が進まないことにある。世界銀行等が国内農業の育成等の施策に強硬に反対するなど、飢餓の拡大・再生産における先進国のエゴなどの関与が見えてくる。

  • kozawa

    タイトルに煽りすぎ感がないではないんだけど、農業生産性向上施策があるとわかっていて実施されづらい「アフリカ各地」と改革を目指す人々。もっと読まれてよいかな

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