ロイド・スペンサー・デイヴィス

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南極探検とペンギン 忘れられた英雄とペンギンたちの知られざる生態

ロイド・スペンサー・デイヴィス

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791773770
ISBN 10 : 4791773772
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
夏目大 ,  

Content Description

100年前に南極点に到達したスコット探検隊のメンバー、ジョージ・マレー・レビックは氷に阻まれ一冬を南極で過ごすこととなった。海軍の医師であったレビックはやむなく周囲のペンギンたちを観察するうちに、彼らの奔放な性生活に気づきノートに書き留めていったが、生涯それを公にすることはなかった。この驚くべき新発見はなぜ封印されたのか。その謎にとりつかれた気鋭のペンギン生物学者が、レビックの生涯とゆかりの地をたどり、想像を絶する過酷な南極探検の実態とペンギンたちの知られざる生態、そして忘れられた英雄の全貌を明らかにする。

目次 : 第1部 南極の誘惑(同性愛/ ヴィクトリア朝時代の価値観 ほか)/ 第2部 すべての道はアダレ岬に通ず(離婚/ ペンギンとの最初の遭遇 ほか)/ 第3部 アダレ岬(不倫/ 北隊 ほか)/ 第4部 アダレ岬を離れて(強姦/ フーリガン ほか)/ 第5部 南極のあと(売春/ 男たちのその後 ほか)

【著者紹介】
ロイド・スペンサー・デイヴィス : 生物学者、サイエンスコミュニケーター。現在ニュージーランドのオタゴ大学で教鞭をとる。ペンギンを四〇年以上にわたり研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • チェアー

    内容は面白いのに、翻訳や構成がよくなくて、読む気をそがれる。南極の地図をつけたり、探検家のくだりをわかりやすくするとかすればもっと面白く読めるのに。 ペンギンを世界で初めて観察した探検家を主題にしているのだけど、実際には探検家の極点一番乗り競争が主で、ペンギンの話が少しずつ割って入っているという構成。筆者の話もはさまれて、さらにややこしい。着目点はいいのに。残念。

  • 元気伊勢子

    ずっと昔にアムンゼンの南極探検の本を読み、感動したことがあるのとペンギンも大好きとは言わないが好きなので読んでみた。ペンギンの性の営みにかなり驚いたが、そう言った面も含めてペンギンが更に好きになった。世界初のペンギン研究者のレヴィックさんのドラマも南極探検に取り憑かれた男達のドラマも熱かった❗️面白くて、一気に読んだ。

  • nishioda

    過去と現在を行き来しつつ、南極探検の歴史と人物そしてペンギンの生態に迫る、面白いスタイルの作品。時々ものすごく興味深い記述がある。しかし「アマテラスの暗号」でもそうですが、過去と現在を行き来すると、人物がわけが分からなくなってしまい、時々混乱してしまう。理解力の問題か。

  • vonnel_g

    著者はペンギンの同性愛行動を発見したペンギン学者。しかしそれより70年前にその行動を発見していた人物が!悲劇のスコット隊の一員ながら今では全く無名なその人物の足跡を辿るとともに、南極点到達をめぐるアムンゼンとスコットそれぞれのドラマや、著者が実際に観察したペンギンの行動を紹介していく。南極に行ける研究者だから書けた本かもしれない。それにしても社会的に成功して尊敬を集める人物が性的にだらしがない行動を取るのは一体なぜなのか。

  • よしあ

    内容があちこちにとっ散らかって、読みづらかった。伝記かペンギンの生態か、どちらかに絞ってあった方がよかったかな。著者の、探検家の生地や資料館などの所謂「聖地巡礼」(ニュージーランド在住だからノルウェーやイギリスやカナダへの)に紙数が費やされていて、そこな感傷は別に要らないか。  生物学者にしては、ペンギンの生態をヒトに引き寄せてるのが違和感(人間でも不倫があるから、ペンギンが不道徳であってもおかしくない、というような結論)。現代人の著者も、社会背景に支配されるのだな。

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