ギャザリング・ブルー 青を蒐める者

ロイス・ローリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794809308
ISBN 10 : 4794809301
フォーマット
出版社
発行年月
2013年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
270p;20

内容詳細

脚の不自由な少女キラは、母を亡くし、天涯孤独の身となってしまった。「欠陥のある者」に非寛容な村のおきてにしたがい、「守護者評議会」の評定をうけることになったキラ。しかし、召喚された彼女を待っていたのは、思いもよらない運命だった…「青という色」をめぐるスリリングな展開のなかに、前作『ギヴァー』同様、思索と議論を呼びさます巧妙なしかけをちりばめた、“フィクションの達人”ローリーの面目躍如たる傑作。

【著者紹介】
ロイス・ローリー : アメリカの児童文学作家。1937年ハワイに生まれる。連合国陸軍の歯科医将校だった父について各地を転々とし、第二次世界大戦が終結してまもない1948〜50年、11歳から13歳までの少女時代を東京で過ごす。1977年、夭逝した姉の思い出を題材とした処女作A Summer to Die(邦題『モリーのアルバム』)を発表、高く評価される。ナチス占領下のデンマークを舞台に少女の友情を描いたNumber the Stars(邦題『ふたりの星』)と、近未来小説The Giver(邦題『ギヴァー 記憶を注ぐ者』)で、世界的に名高い児童文学賞「ニューベリー賞」を受賞(1990年度と94年度)

島津やよい訳 : 1969年生まれ。91年、早稲田大学第一文学部卒。人文・社会科学系出版社数社での勤務を経て、現在、翻訳・編集業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • akio さん

    「ギヴァー」の続編をやっと読むことが出来ました。図書館の児童書コーナーにあったけど、けっこう大人向けなんじゃないかと思います。足の不自由な少女キラが主人公の本作。前作でも印象的だった色彩溢れる豊かな描写に引き込まれます。序盤からモヤモヤとする歪んだコミュニティの在り方が、後半いっきに姿を現し始め、それに対峙してキラがする決断のいじらしさ、小さな少女の豊かな感性に心がうたれます。また続きを探してこなくては…!

  • 小夜風 さん

    【図書館】〈ギヴァー4部作〉の2冊目。両親を亡くした脚の不自由な少女キラはその裁縫、刺繍の腕を買われ、守護者に保護される。彼女は〈歌手〉のガウンの修繕をさせられるが、「青」を手に入れる方法がない。「ギヴァー」と同じ世界の違うコミュニティの話で、「ギヴァー」とはまだ繋がっていません。恐らく次の「メッセンジャー」で繋がるのかと…。長年〈ギヴァー3部作〉として周知されていたシリーズに、2012年に19年ぶりに新作が加えられ、今は〈ギヴァー4部作〉となっているそうです。続きを早く読みたい!

  • TCD NOK さん

    1作目のギヴァーとはまた違った風習のあるコミュニティでの話。崩壊前の世界は、どのようにして崩壊したのか気になる。あと1作目との関連性も。 未来少年コナンぽい世界観を感じた。というか、マットがコナンに出てくるジムシィのまんま。

  • ruki5894 さん

    この村には「教育」ということが一つも出てこない。教育を受けたことがないのだ。だからその日の空腹を凌ぐことこそが生きることの全てだ。人を思いやる事も、助け合う事も知らない。そんな中でキラの決断は素晴らしい。そしてマッドの強さと賢さとがうれしい。

  • 杏子 さん

    勤務先にて借りて読む。〈ギヴァー四部作〉2作目。まさかそんな長いシリーズになるとは。前作とは全く違う内容だが、世界観は同じく閉塞している。自由を求めて?主人公のキラが不自由な足で、新世界に、という結末かと思いきや…意外な終わりかただった。糸の染色とか、刺繍などの部分は魅力があった。面白いところまで迫っているのに、もうちょっとのところで終わってしまう。続きの邦訳を望む。

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