おばけ桃が行く ロアルド・ダールコレクション

ロアルド・ダール

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566014107
ISBN 10 : 456601410X
フォーマット
出版社
発行年月
2005年11月
日本
追加情報
:
18cm,237p

内容詳細

ある日、庭の桃の木に家一軒ほどの巨大桃がなる。中にいたのは、巨大で不気味な虫が7匹。やがて、ジェイムズと虫たちを乗せた巨大桃は木から離れ、遥かな冒険の旅に出発した…。新イラストと新訳で贈る。

【著者紹介】
ロアルド・ダール : 1916〜1990年。イギリスの作家。サウス・ウェールズに生まれ、パブリック・スクール卒業後、シェル石油会社の東アフリカ支社に勤務。第二次世界大戦が始まると、イギリス空軍の戦闘機パイロットとして従軍したが、撃墜され、長く生死の境をさまよった。戦後、この経験をもとにした作品で作家生活に入り、変わった味わいの短編小説を次々に発表して人気を確立。結婚後は児童小説も書きはじめ、この分野でも、イギリスをはじめ世界じゅうで評価され、愛される作家となっている

クェンティン・ブレイク : 1932年生まれのイギリスのイラストレーター。16歳で「パンチ」誌に作品が掲載されて以来、数多くの雑誌を舞台に活躍。また、20年以上にわたって王立美術大学で教鞭をとるかたわら、R・ホーバン、J・エイキン、M・ローゼン、R・ダールなど著名な児童文学作家との共作も数多く発表し、ケイト・グリーナウェイ賞、ウィットブレッド賞、国際アンデルセン賞画家賞などを受賞している

柳瀬尚紀 : 1943年、北海道根室市生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。英文学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    ダールの子供向け作品というのは、比較的シニカルな感じがします。結構破天荒な物語になっていてこの作品も桃が大きくなりその中にいる虫たちと主人公がいろいろ経験をします。チョコレート工場と同じように映画化すると楽しい感じがします。

  • mae.dat さん

    色々謎が残されたまま終わってしまった。言うても児童書だからね。そんなに考え過ぎるなよと。考えるのではない、感じるのじゃ。と、言われそうだけどね。冒頭の方で出てきた緑のスーツのおじさんは何者で、頂いた物を正規の使い方したらどうなったの?色んな事が放りっぱなしなんたよ。これはマザーグース風の特有のな物なのかな?

  • ヴェルナーの日記 さん

    有名な『ジャイアント・ピーチ』の種本。20世紀前半の文学界にロシア・フォルマリズムとして『異化』作用と呼ばれるものがある。日常(正常)の中に、非日常(異端)を入れて、この非日常を日常へと修正する過程が物語を創りだすといったもの(詳しくは割愛)。逆もいえる。非日常(不条理)の中に、1つだけ日常(常識)を入れ、この日常をいかに回収していくかという過程に物語が生まれる。本作品は、後者であり、主人公・ジェームズ少年という常識が、巨大な桃が存在する非常識な世界で、どのようにまとめていくかが作品に物語性を与える1冊。

  • ソルト さん

    両親の死によりいじわるな叔母二人と暮らすことになったジェイムズ君。不思議な老人に渡された小さな袋。転がった拍子に小さな緑色の粒々が飛び出しみるみる地面の下へ。すると庭にあった1つの桃が大きくなりはじめて…!!こんなに大きくなってどうなるんだ?!と読んでいたら桃の中にはへんてこで楽しげな大きくなった虫たち。枝から離れたおばけ桃とジェイムズ君と虫たちとの旅が始まる。久しぶりにロアルド・ダールさんの本が読みたくなって借りてきました。他のコレクションシリーズも読んでみようと思います。

  • ゆか さん

    両親をなくし、意地悪な二人の叔母に引き取られたジェイムズ少年の毎日は、つらくて悲しいことばかり。そこへ奇妙な老人が現れ…という物語。老人からのプレゼントが、本来とは違う形の使い方となってしまった点が面白かった。巻末の訳者と百足の対談の解説が良い。例えばおばあちゃんクモのお父さんの命日が4月26日、シェイクスピアが洗礼を受けた日で、シェイクスピアが洗礼の水を浴びたのと同じ日に、お父さんクモが水で洗い流されてしまったとか、てんとう虫が火事ばかり心配しているのはマザーグースからなど、翻訳の苦労もわかる。

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ロアルド・ダール

諜報員や戦闘機のエースパイロットであり、さらにチョコレートの歴史家、医学装置の発明家でもあった。また『チョコレート工場の秘密』『マチルダは小さな大天才』『オ・ヤサシ巨人BFG』など、数多くの傑作を執筆。現在も世界で随一の作家として名を残している

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