Product Details
ISBN 10 : 4490210140
Content Description
時代と社会に翻弄されつづける、「体毛」へのまなざし。進化論のインパクト、意思と社会規範、正常と異常の境界、価値の所在―個人の身体を超えて、政治、医療、科学、商業活動から戦争のあり方までをも方向づけてきた、体毛という「問題」。植民地時代から現代にいたるアメリカを例にたどり、見えてくるものとは。
目次 : 序論―やむを得ない苦痛/ 第1章 毛のないインディアン―南北戦争以前の蛮行と礼節/ 第2章 体毛の手入れのための化学薬品―自家製の治療法から、あらたな産業秩序まで/ 第3章 ひげ面の女と犬面の男―ダーウィンが明らかにした史上最大の露出とは/ 第4章 「白く、なめらかで、ビロードのような肌」―X線脱毛サロンと社会的地位の変化/ 第5章 腺によるトラブル―性ホルモンと常軌を逸した発毛/ 第6章 剃らざる者―「腋毛ぼうぼうのフェミニスト」とウーマン・リブ/ 第7章 「いちばん下をきれいにする」―労苦、ポルノグラフィとブラジリアンワックス/ 第8章 魔法の弾丸―レーザー脱毛の規制と選択的医療/ 第9章 「次なるフロンティア」―遺伝学的エンハンスメントと体毛の終焉/ 結論―私たちはみな、毟られている
【著者紹介】
レベッカ・M.ハージグ : ベイツ・カレッジで女性学とジェンダー論プログラム(Program in Women and Gender Studies)の学科主任を務め、エンデバー財団による補助を得て学際的研究を担当している。メイン州ルイストン在住
飯原裕美 : 翻訳者。津田塾大学学芸学部英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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shikada
読了日:2022/07/28
くさてる
読了日:2020/01/18
な
読了日:2021/08/24
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読了日:2020/11/13
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読了日:2020/09/13
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