レフ・ダヴィドヴィチ・ランダウ

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量子力学 ランダウ=リフシッツ物理学小教程 ちくま学芸文庫

レフ・ダヴィドヴィチ・ランダウ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480091505
ISBN 10 : 4480091505
フォーマット
出版社
発行年月
2008年06月
日本
追加情報
:
15cm,517p

内容詳細

専門に進むまでの基礎課程で使える、簡潔で美しく、現代物理学をも射程に入れた教科書ができないか。それがランダウとリフシッツの新たな「小教程」構想だった。第1巻『力学・場の理論』は最小作用の原理にもとづく古典「力学」で始まり、電気「力学」へと進んだ。本書第2巻はいよいよ量子「力学」へと進む。ここでは非相対論的量子力学から相対論的理論までをいっきに登りつめる。“大教程”の大部の2巻をもとにしながら新構想で成ったほぼ別版。ことに相対論的理論は新稿に近い。よみがえった幻の名著。“大教程”への入門篇。

目次 : 第1部 非相対論的理論(量子力学の基本概念/ 量子力学における保存則/ シュレーディンガー方程式/ 摂動論/ スピン/ 粒子の同等性/ 原子/ 2原子分子/ 弾性衝突/ 非弾性衝突)/ 第2部 相対論的理論(光子/ ディラック方程式/ 粒子と反粒子/ 外場内の電子/ 輻射/ ファインマン図形)

【著者紹介】
L・D・ランダウ : 1908‐1968年。ソビエト、現アゼルバイジャンのバクーの生まれ。理論物理学者。1962年ノーベル物理学賞を受賞

E・M・リフシッツ : 1915‐1985年。理論物理学者。ランダウと協同して理論物理学教科書を執筆した

好村滋洋 : 1933年生まれ。東京大学物理学科卒業

井上健男 : 1920年生まれ。東京大学物理学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Haruki さん

    量子力学のエッセンスに絞り、数理的な関係性と物理の結びつきが際立つ筆致で基礎から場の量子論の入り口まで駆け抜ける。シュレディンガー方程式、角運動量、スピン、摂動、同等粒子、原子・分子、衝突・散乱、光子、ディラック方程式、反粒子、輻射、ファインマン図形まで、全ては語らないものの安易な説明にもせず、量子論が示す精緻な構造をどう数式的に素描し、どう眺めるか、そして読み進めるほどにそれらが繋がっていく感覚を味わえる。幅広く繋げてイメージできることで続く学習にも予測的な期待を持って専門分野の現象や構造理解に進める。

  • BIN さん

    理論物理学教程の方は入手困難のため、本書で勉強。一冊にまとまっているせいか具体例のなさやところどころ飛ばしてる感じがあり、頭には入ってこない。説明も結構細かく書いてはあるものの、まあムズい。スピノールや散乱のあたりはよくわからなかった。さすがはランダウ=リフシッツ。

  • ノンミン さん

    大教典の英語版と比較しながらざっと目を通した。独特な理論構成がなされている、との解説が大変興味深かった。難しい本であることには違いないが、たまには古典的な名著に触れることは大切と感じる。

  • 森久保乃々 さん

    さらっと目を通した程度です。量子論の極限を古典論に置くことでその定式化をはかっているため、同著者の力学の本を前もって読んで置く事をお勧めします、という助言を頂いて一時撤退中。

  • phmchb さん

    小さいが濃い一冊となっております。

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