レフ・ダヴィドヴィチ・ランダウ

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力学・場の理論 ランダウ=リフシッツ物理学小教程

レフ・ダヴィドヴィチ・ランダウ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480091116
ISBN 10 : 4480091114
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2008
Japan

Content Description

専門に進むまでの基礎課程で使える、簡潔で美しく、現代物理学をも射程に入れた教科書ができないか。それがランダウとリフシッツの新たな「小教程」構想だった。大成功を収めた百科事典ほどの「理論物理学教程“大教程”」から本書へ抽出したのは、力学と電磁気学である。第1部力学は最小作用の原理に始まり、第2部電磁気学も場の理論に始まる。学習者は一気に、経験したことのない目くるめく高みから、現代物理学に通底する概念の眺望を得ることになる。そこからは、量子力学も至近の距離に見えるだろう。よみがえった幻の名著。“大教程”の入門篇。

目次 : 第1部 力学(運動方程式/ 保存法則/ 運動方程式の積分/ 粒子の衝突/ 微小振動/ 剛体の運動/ 正準方程式/ 相対性原理/ 相対論的力学)/ 第2部 電磁気学(場のなかの電荷/ 場の方程式/ 不変な電磁場/ 電磁波/ 電磁波の放射)

【著者紹介】
L・D・ランダウ : 1908‐1968年。ソビエト、現アゼルバイジャンのバクーの生まれ。理論物理学者。1962年ノーベル物理学賞を受賞

E・M・リフシッツ : 1915‐1985年。理論物理学者。理論物理学教科書を執筆

水戸巌 : 1933‐1986年。東京大学物理学科卒業

恒藤敏彦 : 1930年生まれ。京都大学物理学科卒業

広重徹 : 1928‐1975年。京都大学物理学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • gonta19

    2008/4/13 Amazonにて購入。 2015/2/7〜2/22 まさか文庫化されるとは思わなかったランダウ・リフシッツ理論物理学教程。私は確か8巻持っているが、記念に購入。久し振りに物理学の教科書を読んだが、すっかり忘れてしまってる。まあ、通勤電車の中で読んだのも間違いではあるが。巻末の山本義隆氏の解説が素晴らしい。

  • Haruki

    最小作用の原理からラグランジュ方程式を定式化し、様々な物体の運動が理路整然と導出できる。ハミルトン方程式をさらっと紹介したあと、相対性原理でローレンツ変換を導入。後半は電磁場をポテンシャルベースで記載し、電磁場テンソルとして相対論的にも見通し良く整理。このポテンシャル構造を持つ電磁場と電荷をもつ粒子との相互作用の枠組みとして、双極モーメント、ラーマ―歳差運動、平面波近似(アイコナール)、遅延ポテンシャル、双極放射、散乱(干渉性、非干渉性)、など比較的簡単なモデルでの特徴的な振舞いを統一的に理解できる。

  • CaWO4

    こんなたいそうな教科書が,コンパクトな文庫本になっているというお得感で手に取ったのが10年以上前の学部生のとき。力学は何とかなったものの,ベクトル解析がよく分かっていなかったので電磁気でつまづいて放置していた。通勤電車に計算用紙とクリップボードを持ち込んでガリガリ計算しつつ再読。10年越しで通読した感想は「電磁気も最小作用の法則からスタートしたほうが美しい」

  • tobariki

    世界を理解したい人向けという感じかなぁ。大学院にこの本にあえてよかったよ

  • うki

    文庫なので持ち歩きに便利で、値段も手頃。内容も簡潔すぎるほどによくまとめられていて感動する。解説として最後に載っている山本義隆さんによるランダウや物理学教程のエピソード紹介も興味深い。

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