LPレコード 輸入盤

管弦楽組曲「鳥」、ブラジルの印象:アンタル・ドラティ指揮&ロンドン交響楽団 (180グラム重量盤レコード/Speakers Corner/*CL)

レスピーギ(1879-1936)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SR90153
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
輸入盤

ユーザーレビュー

総合評価

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ドラティは他の評者の方も書かれているよう...

投稿日:2013/11/20 (水)

ドラティは他の評者の方も書かれているように地味で実務型の演奏家かつ名トレイナーであります。手兵フィルハーモニア・フンガリカを率いてのハイドン交響曲全集等は代表される実績でありますが彼はちょっとした曲例えばチャイコフスキーの管弦組曲全曲やこのレスピーギ古代舞曲・アリア全曲その他の管弦楽曲を自分なりに「遺す」という視点に立って一定のレベルを保って収録しました。本LPで収録されているレスピーギの管弦楽曲はドラティ51歳の1957年頃LSOを指揮して演奏したレスピーギ作品でもあまり馴染みのない組曲「鳥」と組曲「ブラジルの印象」の二曲で私は別盤で前者「鳥」を聴きました。大体レスピーギの作品にはタイトル付きの管弦楽曲が親しまれ5曲で構成され夫々の鳥の特徴等を織り込んだこの組曲「鳥」(タイム・・・ 前奏3’04+鳩4’22+雌鳥3’02+夜鶯4’24+郭公4’15)はバロック時代のラモー、バスクィーニ、ガロ等の曲を編集して作曲されただけに曲自体は初めて聴かれる方にもアプローチし易く更に本演奏はドラティのコントロール振りが中々利いて色彩豊かに描き出された素敵な演奏と思いました。作曲法でも色々鳥の鳴き声らしいパッセージが挿入され最後によく聴く前奏曲テーマに戻って来て宮廷的雰囲気を再現させる周到さはレスピーギの面目躍如たるものです。もう一つの方の組曲「ブラジルの印象」(タイム・・・熱帯の夜9’48+ブタンタン4’46+歌と踊り4’34)は残念ながら聴いておりません。まぁ、LPで1960年以前の演奏にそれも正にプロの味のする演奏にじっくり耳を傾ける時間もいいものかと思います。未聴曲がありますので★一つ保留しておきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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