どうするティリー?

レオ・レオニ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784751519912
ISBN 10 : 4751519913
フォーマット
出版社
発行年月
2002年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
23cm,1冊

内容詳細

高い壁の向うに何があるのかなんて考えたこともないねずみたちの中で、ティリーだけが向う側のことを考えた。そして、壁の向うを見ようとティリーは…。小さな知恵と勇気で世界を変えた1匹のねずみの物語。

【著者紹介】
レオ・レオーニ : 1910年〜1999年。オランダのアムステルダムに生まれる。イタリアで広告関係の仕事をした後、1939年に渡米。絵本作家として、また国際的なデザイナーとしても有名。主な絵本に『スイミー』『フレデリック』(共にコルデコット賞銀賞受賞・谷川俊太郎/訳好学社)など

谷川俊太郎 : 1931年、東京に生まれる。1952年、第一詩集「二十億光年の孤独」を発表し注目を集める。以後文筆業を生業として幅広い分野で活躍。主な著書に『マザーグースのうた1〜5』(日本翻訳文化賞受賞・草思社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    レオ・レオーニの絵本です。彼の絵本によく出てくるネズミが主人公です。やはりイタリア人らしく明るい色を多用して気持ちまで明るくなりそうです。谷川俊太郎さんの訳です。

  • YM さん

    当たり前のことに疑問をもてるだろうか。そして疑問をもっても、行動ができるだろうか。壁は高いし、先は見えないけれど、少し視点を変えてみたり、色んな人の話を聞いてみると、少しずつでも切り開いていけるかもしれない。試行錯誤を止めたらそこまでなんだ。とりあえず前を向こう。

  • masa@レビューお休み中 さん

    ねずみたちが住む場所には、大きな壁があります。誰もそのことを気にしていないのですが、ティリーだけは壁の存在に気づいていました。そして、壁の向こう側がどうなっているか気になっていたティリーは、仲間にそのことを打ち明けるのです。さて、いろんな方法で壁の向こう側に行こうとするティリーたちは、どうなるのでしょうか…。いつもながら、レオ・レオニの絵本は考えさせられますね。生まれ育った環境には、何の疑問をもつこともない。それが当たり前だと思ってしまっている人間を揶揄しているように感じましたね。

  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    【壁】が作られる時って、きっとそれなりの理由があるのでしょう。時には、自分や大切な人を守るため【壁】が必要になることもあるかもしれません。だけど、存在している意味が誰にも分からないのに、「当たり前」になってしまっているのなら見直すことを考えてもいいかも。群れの中で唯一、【壁の向こう側】を想像し、行動に移したティリー。考えて行動した先に【壁】を越える答えはあったのですね。翻訳は谷川俊太郎さん。『ティリーとかべ』という題で出版されていた本を改題し、2002年初版。改題してメッセージ性が強くなった感じがします。

  • Willie the Wildcat さん

    仕切る、区別・・・。目に見える壁もあれば、心の壁もある。後者は心を曇らし、可能性も狭める。ちょっとした勇気と機転が、心に光を指す。失敗にめげず、あきらめない!そんな姿勢が著者のMSGと推察。絵は、貼り絵と水彩画かな・・・。色鮮やかな石が印象的。ついに到達!その時に得た皆の笑顔が気持ちいい。(笑)

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人物・団体紹介

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レオ・レオニ

1910年オランダのアムステルダムに生まれる。イタリアでデザイナーとして働き、29歳の時に渡米、アメリカに帰化してアートディレクターとして活躍。1959年、孫のために絵本をつくりはじめ、続いて発表した『ひとあしひとあし』『スイミー』『フレデリック』『アレクサンダとぜんまいねずみ』の4作品がアメリカの

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