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ブラッドベリ「華氏451度」を漫画で読む

レイ・ブラッドベリ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784910962023
ISBN 10 : 4910962026
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「圧縮。要約。何もかもがたちまち結末を迎える」「古典は2分で読める読書コラムの長さにまで切り詰められる」「テレビは…何を考えるべきか、人に教えてくれる」まるで現代の効率化社会を予見していたように、70年前にそう記した作家の慧眼。共通項は「ものを考える」必要がないことだ。そんな思考能力を奪われた社会は本当に幸せなのか。オーウェル『1984』と並ぶディストピア小説の傑作が、ブラッドベリ自らの監修を経て漫画化、新たなる息吹を与えられて蘇る!!

【著者紹介】
レイ・ブラッドベリ : 1920年、アメリカ・イリノイ州生まれ。ミステリ、SF、ホラー、ファンタジーを数多く手がけ、20世紀のアメリカ小説界で屈指の人気を誇った。長篇小説、短篇小説、戯曲、詩、映画やテレビの脚本など多彩な分野で活躍、テレビ化や映画化された作品も多い。代表作に、長篇の『華氏451度』や『何かが道をやってくる』、連作短篇集の『火星年代記』などがある。また1940年代に最初の作品を発表して以来、数々の賞を受けてきた。ピュリッツァー賞理事会から「多くの作品を持つ影響力の大きいSFおよびファンタジー作家としての比類のない卓越した業績」が表彰され、そのほかに、国民芸術勲章、世界幻想文学大賞、アメリカSFファンタジー作家協会のグランド・マスター賞、エミー賞なども受けている。2012年、91歳で死去

ティム・ハミルトン : 1966年生まれ。90年代に「DCコミックス」「ダーク・ホース」など数多くのコミック誌で活躍

宮脇孝雄 : 1954年、高知県生まれ。早稲田大学政経学部在学中に「ワセダミステリクラブ」に参加し、翻訳活動を始める。また翻訳に関するエッセイや料理、英米文学・ミステリに関するエッセイ、評論も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 本詠み人

    漫画だから読みやすいかと手にとった本。日本の漫画を読みなれてる身としては、外国漫画のタッチ、分かりづら(笑)でも、だんだん慣れてくると読める。タイトルの『華氏451度』とは、紙が自然発火する温度だそう。本を読むことや考えることが禁止されてる世界。本を持っていると反逆者として、本と共に焼かれたりする世界…マジ恐怖。図書館史のレポートで戦前〜戦中の日本で行われた検閲を知り、この作品が紹介されていた。民主国家となった今の日本からは、想像出来ないようなこと...この漫画の世界...が、かつて本当にあったのだ。

  • とある内科医

    図書館より。導入に謎が多く、軌道に乗るまで時間がかかったが中盤からは一気読み。あれ、原作の存在はどこで知ったのだっけ…?

  • 猫路(ねころ)

    漫画としては見たことがない絵柄だ、ファイヤマンは疑問と矛盾を抱えながら、本に火を放つ。原作はまだ未読なのでこれから読んでみたい。

  • Mayuko Kamiwada

    物語の設定を知り、面白そうだと思い『華氏451度』に挑戦したのだが、自分の中に落とし込むことができずにいた。少しでも内容を理解したいと思い、漫画版があることを知り、手に取って読んでみた。本を禁止されている世界。本を持つことすら許されない世界があったらと想像するとどのように日常を過ごすだろうかと思う。きっと読んだらダメだと言われても好奇心には勝てずに読んでしまうのではと思う。今度は小説のほうを読み、この世界を楽しみたいと思う。

  • ルート

    紙が自然発火する温度が華氏451度(我々の馴染み深い摂氏ならば約233度)。本を読むことが「有害」とされた社会。あらゆるものは圧縮、要約され、2分で分かる長さまで切り詰められる…。あれ、ファンタジーの世界っぽいけど、現代とあまり変わらない??70年前にこのストーリーが描かれていたのがすごい。マンガだけど文量もあり、読み応えもある。

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