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赤毛のアン 文春文庫

Lucy Maud Montgomery

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167913243
ISBN 10 : 4167913240
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

孤児アンはプリンス・エドワード島のグリーン・ゲイブルズでマシューとマリラに愛され、すこやかに育つ。笑いと涙の名作は英文学が引用される芸術的な文学だった。お茶会のラズベリー水とカシス酒、スコットランド系アンの民族衣裳も原書通りに翻訳。みずみずしく夢のある日本初の全文訳・訳註付『赤毛のアン』シリーズ第1巻。

【著者紹介】
L・M・モンゴメリ : 1874年、カナダ東海岸プリンス・エドワード島に誕生。教職をへて、1908年の『赤毛のアン』で一躍、世界的な人気作家となる。牧師と結婚、2人の息子を育て、生前に20冊以上の著作を発表。英国王立芸術院会員、大英帝国勲章を受章。1942年に、オンタリオ州で逝去

松本侑子 : 作家・翻訳家。『巨食症の明けない夜明け』すばる文学賞、『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』新田次郎文学賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さつき

    子供の頃、大好きで繰り返し読んだ作品。松本侑子さんの新訳が気になってずっと読みたいと思っていました。子供の頃はアンとダイアナの遊びに憧れました。特にいちご水は再現したくて仕方なくて、友達と一緒に赤い水を作ろうと桑の実やザクロなど色々試したものです。懐かしい思い出に浸りながらも今回は自分が大人になった分、マリラやマシュー、リンド夫人などアンの周りの大人達の心遣いや優しさが胸に沁みました。特にマシューとの別れの前日にアンに寄せられた言葉、残されたマリラの心情吐露は涙なしには読めません。

  • ジュン

    新潮文庫の方と読み比べしながら読みました。こちらの方が時間がかかったのは、巻末ノートが長かったから。圧巻はこの巻末ですね。翻訳者の熱意を感じました。アンはケルト族だったんだ…この本を読むまで知らなかった。よく調べてみるとプリンス エドワード島はケルト族の人が多く移民した地域なんですね。それでアーサー王とかシェイクスピアの引用が多いのか〜と納得。それを知るともっとアンの読み方が変わる気がします。勿論、慣れ親しんだ村岡訳も良いのですが、巻末ノートを参照しながらの読書も楽しい体験でした!読んで良かった👍

  • さら

    『赤毛のアン』は愛読書の一つです。村岡さん以外の訳はどうなのだろうと読んでみました。当然ですが大きな違いはなかったです。注釈が多くあり、今までとは違う見方も出来て勉強になりました。年月と共に感情移入の対象が変わりますね。アンの成長した姿に幼かったアンがもういない寂しさに泣いてしまうマリラに泣けました。アンは次から次へと騒動を起こします。でも子どもは皆、大小の違いはあっても問題をおこしながら成長していきますよね。マリラとマシューが遅い子育てにあたふたしながら、アンに愛情を注いでいく過程が本当に大好きです。

  • あたびー

    松本侑子版シリーズがとうとう完結されたので読み始めた。村岡花子版では何十回も読んでいるが、中年以降はご無沙汰していたアン。今読むと、自分が易々とマリラの気持ちに寄り添えるのが分かる。訳者が長年苦労を重ねて積み上げてくださった膨大な解説により、余り知らなかった引用や、習慣など様な事を知ることが出来た。(長老派では元々クリスマスをキリスト生誕祭とは認めていなかったとか)美しい自然描写、緻密なキャラクター設定、どれをとっても超一流の小説だと改めて思った。

  • たぬ

    ☆4.5 今頃になって読みましたよ『赤毛のアン』。アンが赤毛でみなしごで舞台はカナダってことくらいしか予備知識はなく。んでいざ読み始めるともう夢中になっちゃいました。アンめっちゃ饒舌。すんごいしゃべる。ちゃんと意味が通っているし中身のあることを話していて、地頭がいいんだろうなと思ってたら終盤でやっぱりね、です。マリラはアンに直接お褒めの言葉をかけてあげればいいのにな。『アンの青春』以下続編も読みたい。

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