ルーシー・フォーリー

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ゲストリスト ハヤカワ・ミステリ

ルーシー・フォーリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150019730
ISBN 10 : 4150019738
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アイルランド沖、泥炭と湿地に覆われた孤島にて、メディアで活躍するふたりの豪華な結婚式が開かれる。花嫁は急成長中のオンライン雑誌の創設者、花婿はテレビで自分のサバイバル番組をもつ人気者。だが、誰もが憧れるカップルへの祝福の裏には、さまざまな思惑が潜んでいた。謎めいた警告の手紙、姉妹の秘密、過去の遺恨―そして婚礼の夜、ついに凄惨な事件が発生する。徐々に明らかになる事件の全貌。誰が殺し、誰が殺されるのか?暴風雨に閉ざされた島での群像劇を、時系列を交錯させ巧みに描いたミステリ。

【著者紹介】
ルーシー・フォーリー : 小説家。ロンドン出身。出版界で編集者として働いたのち2015年にデビュー

唐木田みゆき : 上智大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    週間文春のミステリーレビューで高評価だったので、読みました。ルーシー・フォーリー、初読です。本書は、ウエディング・パーティ心理サスペンスの佳作でした。脛に瑕を持った男女の披露宴は、リスキーです。私の会社の同期のMは、過去に付き合った女性達に非道を行ったので、怖くて披露宴を開けませんでした(笑) https://www.hayakawabooks.com/n/n44d04abac599

  • オーウェン

    アイルランドの孤島で行われる関係者だけの結婚式。ところが当日になって嵐になり閉じ込めの状態に。そしてついに殺人が起きてしまう。クリスティの「そして誰もいなくなった」と同じ設定。違いは関係者の視点が次々と変わり、当日と過去のことなどがバラバラになっている点。そして誰が死んだのかもひた隠しにされて、後半で一気に明かされる形。犯人を選ばせないためか、どの人物も一癖あって腹持ちならない奴ばっか。探偵が解決とかではなく、時系列で明かされるだけというのは新鮮だが、全体としてはストレートに見せたほうがまだよかった気も。

  • 星落秋風五丈原

     “時系列を交錯させ巧みに描いたミステリ”の惹句通り冒頭から嵐の中孤島を歩き回る男達の描写が断続的に現れる。美男美女でそれぞれに成功した者同士、友人にも恵まれているそんな絵にかいたような結婚式なんて、そうそうあるはずがない。それも格安で。ほら、怪しい匂いがぷんぷん。というわけでタイトル通りの胸が悪くなるような人達が多数登場。というか、名門学校卒業という割には柄悪くないか?もっと友達選ぼうよ。それとも類友?途中からある人物の化けの皮が剥がれてくるので“ああ多分殺される人って…”と殆どの人が想像できてしまう

  • しゃお

    これは個人的には掘り出し物のミステリ。アイルランド沖の孤島で開催される結婚式。式を挙げる二人はそれぞれ世間の注目を集めている理想的なカップル。その二人、結婚式に招かれた客とウェディングプランナー、そして第三者による視点によって時系列を崩しながら、徐々に秘められた事実が明らかになっていく様子が描かれます。それは、泥炭と湿地に覆われ寒々とした孤島の雰囲気も相まって、不穏な空気と緊張感、恐怖感が高まっていく様子を堪能。誰が殺し誰が殺されるのか、登場人物達の内面の変化に最後まで目が離せず一気読みでした!

  • Nat

    図書館本。こんな不気味な孤島で結婚式はあげたくないなと思いながら読む。イギリスのパブリックスクールの嫌な人間関係がそこら中に見え隠れする中、様々な登場人物の視点が交錯しながら物語は進む。被害者は自業自得だが、もっと苦しめなくてよいのかと思うほどどうしようもない人だった。残された主要な登場人物たちのその後が気になる。

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