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台南海軍航空機 ニューギニア戦線篇 モスレビー街道に消えた勇者を追って

ルーカ ルファート

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784499231725
ISBN 10 : 4499231728
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本海軍の中にあって精強を誇った台南海軍航空隊。緒戦の快進撃ののちにたどり着いたのはラバウルをホームベースとし、ラエを前進基地とするニューギニア戦線だった。本書はニューギニアで少年期を過ごしたオーストラリア人著者の「かつて僕らの郷土の上空で行なわれた航空戦の様子を知りたい」という知識欲からはじめられた台南空VS連合国軍航空兵力との激闘についての研究を、イタリア人日本機研究家とともに上梓したもの。最後を看取られることなく、日本側では「未帰還」とのみ記録された台南空の勇者たちの戦いの最期の様子が、相手国資料から鮮烈に浮かび上がる!

目次 : 台南空の進出以前/ 始まり/ 最初の一手/ 連合軍の逆襲/ しっぺ返し/ グッバイ、キティホーク/ 5月の消耗戦/ 力と力の対決/ ココダ/ 要塞という名の復讐者/ ミルン湾の触手/ 最後の一手/ 彼らのその後/ 考察

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roatsu

    昭和17年の台南空零戦隊の戦いを連合軍側の視点から検証できる一冊。有名な坂井三郎氏ほか歴戦搭乗員を擁し、敵機より性能優位だったと信じられている時期の零戦を以て、まだ勢いのあった日本軍の先鋒として繰り広げた戦いがどうだったか。連合軍に対し善戦敢闘するも8月以降に熾烈なガ島攻防戦が加わって11月時点で搭乗員の多数を喪失、内地帰還となる結末が全てを物語る。台南空の活躍は半ば伝説化したきらいがあるが、日本人が好きな身贔屓の伝説化を避け歴史を見誤らないためにも対戦者の記録もよく顧みることが重要と思う。高いけど良書。

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