ルーカス・シュトラウマン

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熱帯雨林コネクション マレーシア木材マフィアを追って

ルーカス・シュトラウマン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784846117191
ISBN 10 : 4846117197
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
352p;20

内容詳細

ボルネオの熱帯雨林ほど美しいものはないという。その地球上で最も豊かな生態系を、マレーシア・サラワク州の独裁政権が、乱伐し、どのように破壊していったのか?抵抗するリーダーや内部告発したものは抹殺され、先住民族の森の民はブルドーザーに追われ、伝統的な生活手段を奪われた。汚職と不正乱伐で肥え太り、マネーロンダリングで不動産投資に明け暮れる“マレーシア木材マフィア”=タイブ帝国の驚くべき実態を暴露する。

目次 : 第1章 金の動きを追え/ 第2章 失われた楽園/ 第3章 ホワイト・ラジャ/ 第4章 サラワクのマキャヴェリ/ 第5章 吹き矢とブルドーザー/ 第6章 ブルーノ・マンサーの遺産/ 第7章 オフショア・ビジネス/ 第8章 森林破壊を追って/ 第9章 緑の荒廃地/ 第10章 汚職なき熱帯雨林

【著者紹介】
ルーカス・シュトラウマン : 1969年バーゼル近郊で生まれる。チューリッヒ大学で歴史学のphDを取得。1996年発足の独立専門委員会(通称ベルジエ委員会)で主任研究員として第二次世界大戦中におけるスイスの中立性を調査した(2003年に報告書作成完了)。フリーランスジャーナリストとして活動。現在、ブルーノ・マンサー基金エグゼクティブ・ディレクター

鶴田由紀 : フリーライター。1963年横浜で生まれる。青山学院大学大学院経済学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ユーリ さん

    マレーシアの貴重な熱帯雨林がなぜ無くなってしまったのか。カネと政治の関係を詳細に記された一冊。組織や会社、人物がたくさんで内容を噛み砕くのに苦労する。ブルーノマンサーが熱帯雨林を守る為に何をしたのかも理解できた

  • treehugger さん

    マネロンの手法とどういう関係者が関わってきたか。マネーゲームの仕組みと登場人物の数で追うのが大変であるが、一方森林が要人にこれだけ価値あるものと認識されていることも興味深い。NGOの文章なのでメッセージ性が強いが、事実関係は多角的に解釈した方が良さそう。

  • cypha_yaji さん

    執筆者はスイスNGOの局長、対象地は熱帯雨林地域のマレーシア・サラワク州と、一見この本と日本はなんの関わりも無いように感じるが、大いに関与している。背景には日本における南洋材の大量消費が存在する。南洋材は主にフローリングやコンクリートの型をとる合板に使われている。この本は消費者である私たちの目には見えない生産地の現状、熱帯雨林破壊のメカニズムを教えてくれる。また、日本が南洋材を大量に輸入し熱帯雨林の「破壊」を進めていた時期は、ちょうど国産材の消費が低迷していたことも留意したい。

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ルーカス・シュトラウマン

1969年バーゼル近郊で生まれる。チューリッヒ大学で歴史学のphDを取得。1996年発足の独立専門委員会(通称ベルジエ委員会)で主任研究員として第二次世界大戦中におけるスイスの中立性を調査した(2003年に報告書作成完了)。フリーランスジャーナリストとして活動。現在、ブルーノ・マンサー基金エグゼクテ

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