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ヒトラ-の秘密警察 ゲシュタポ・恐怖と狂気の物語

ルパート・バトラー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562039760
ISBN 10 : 4562039760
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

反対派を沈黙させ、ユダヤ人虐殺を遂行したヒムラーと闇の権力者たちの恐るべき実態。ナチ内部における権力闘争を通して、強大な支配勢力となっていく過程を、120以上に及ぶ写真とともに描く決定版。

【著者紹介】
ルパート・バトラー : ドイツ第三帝国と第2次世界大戦の起源にかんする歴史を専門とする作家、ジャーナリスト。各国の新聞や雑誌への寄稿も多い。ロンドン在住

田口未和 : 1963年、北海道生まれ。上智大学卒。新聞社カメラマンをへて、2000年よりフリー。著作・撮影活動を続けるとともに、ノンフィクションを中心に翻訳にもたずさわる。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • CHRONO

    ドイツ国内や占領地など内側の敵を取り締まる秘密警察、ゲシュタポにまつわる組織や人々の話。主軸の話以外にも、解説付きの写真や資料の紹介、別枠に設けられたコラムなどちょっと忙しいが、飽きさせない構成。ヒトラーとナチスのためにという大義のもと、個人の秘密や自由は存在しなくなり、政権批判はおろか、通常の会話も危険になり、財産も命さえもいつ失われるか分からないという、今の香港、ウイグルのような大きく抑圧された状態が終戦までの約10年間ほど続いていく。人口500人ほどのリディツェ村の虐殺のコラムが衝撃的。恐ろしい。

  • BLACK無糖好き

    ナチ党の政権掌握から第三帝国の崩壊と戦後のニュルンベルク裁判まで、ヒトラーのもとで権力闘争を繰り広げる側近たちに焦点を当ててナチス・ドイツの歴史が描かれている。狂気に追従する人が多い中にも危機感を抱く人達もいた。戦況が深刻に悪化して行く中で、フリードリヒ・オルブリヒト将軍らの計画したヒトラー暗殺の企て「スモレンスク作戦」が成功していたなら、少しは歴史も変わっていたであろうか?何れにしてもナチ時代を生き抜く幹部はアイヒマンのように冷徹になりきれる人間でないと務まらないのだろう。

  • allSS0413

    独裁国家にとって必要不可欠の秘密警察の原型?でもあるゲシュタポの解説本。ゲシュタポの手口や組織より歴史に重点が当てられている。コラムや写真がついていて見やすいが、内容としては広く浅くという感じかも。最後にミュラーのコラムが面白く、彼の本も読みたいなと思わせる。ソ連共産党のやり方を真似たのがゲシュタポなら秘密警察の原型はソ連警察になるのか?

  • os

    タイトル通りゲシュタポ内部に焦点を当てた本。なので大戦やヒトラーの動きは見えにくい。図書館で借りたらすごい汚かった。

  • dobrydenkrtek

    タイトルは『ヒトラーの秘密警察』で原題もThe Gestapoだが組織の詳細な記述や研究ではなく、ナチスの歴史を親衛隊から見るという歴史の概説書。 基礎知識はもちろん得られるが、組織の詳細を調べるには物足りないかもしれない。巻末に索引はない。

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