ルキウス・アンナエウス・セネカ

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セネカ悲劇集 1

ルキウス・アンナエウス・セネカ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784876981021
ISBN 10 : 4876981027
Format
Books
Release Date
July/1997
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

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  • fseigojp

    ギリシャ悲劇はセネカにより後世につたわったようだ

  • roughfractus02

    現存する唯一のローマ悲劇という評価の一方、偉大なギリシア悲劇に比して低く評価される著者の悲劇だが、後にシェイクスピアらがギリシア悲劇として受容しエリザベス朝演劇に影響を与えたとも言われる。ギリシア悲劇が次第に神々や英雄を市井の人のように描き、道徳的傾向を強めるのに対し、著者はそれらを原本にしつつも、妻子を殺めなお傲慢なヘルクレス、神話同様魔女の力で復讐を果たすメデア、自死したパエドラに残され悲壮なテセウスの荒れ狂う感情や破壊的な衝動を前面に押し出し、悲劇に耐えるストア派的倫理を観衆に託したようにも思える。

  • ハルバル

    「トロイアの女たち」を除いてどれも構成は単純だが、セネカ独自の人物解釈と見事なレトリックで読ませる。「パエドラ」のような義子への愛に悩む女の情念をセネカがここまで書けるとは思わなかった。「メデア」は魔女的な本性を剥き出しにする異界からの訪問者で、エウリピデスのような裏切られた女の葛藤が無い代わりに、ホラーサスペンスのようなカタルシスを味わえる。人間の抱く凄まじい情念や葛藤に、神々の救いや解決も提示されえない、まさに悲劇だと思う

  • サロメ

    古代ローマ屈指の知識人であり哲学者であるセネカの書くギリシア悲劇。メデイア、パエドラ、トロイアの女たち、狂えるヘラクレス等を収録。正直、面白さはギリシア三大悲劇詩人の方が圧倒的に上。セネカ版はなんというか修辞がくど過ぎて冗長な上に、「台詞のインパクト」が薄い。セネカ風というかローマ風というか、ストア学風というか、こういうアレンジもあるのか〜と思って読まないと読み進めない・・・ 正直、戯曲としてあまり面白いとは思わなかった。 まぁひとつの経験として読むのもありかと。

  • viola

    セネカの悲劇『狂えるヘルクレス』、『トロイアの女たち』、『フェニキアの女たち』、『メデア』、『パエドラ』が収録。セネカは・・・どうかなぁ、微妙だなぁ。このあたりって既に多くの人が悲劇を書いているわけで、例えば『メディア』は断然エウリピデスのほうが面白い。(セネカのも面白いけど、どれも誰々が書いた方が面白い〜となってしまう)『フェニキア〜』は、オイディプスが真実を知り、盲目になってからの話。なのにイオカステが出てくる。ん?彼女が自殺するのはソポクレスがそう描いただけで、そうならない話もあるのですね。たぶん。

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