ルイーゼ・ファティオ

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マリ-のお人形

ルイーゼ・ファティオ

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Product Details

Genre
：
Literature
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784776402411
ISBN 10 : 4776402416
Format
：
Books
Publisher
：
Bl出版
Release Date
：
September/2007
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
ロジャー・デュボアザン, Kaori Ekuni, ルイーズ・ファティオ ,  

Content Description

骨董品店のショーウインドウに飾られた、とても美しいアンティークのお人形。なのに、このお人形はため息ばかり。それはそれは孤独なお人形で、本当は小さな女の子と一緒に遊びたかったのだが…。

【著者紹介】
ルイーズ・ファティオ : １９０４年スイス、ローザンヌに生まれる。ジュネーヴの女子大を卒業後、ロジャー・デュボアザンと結婚。その後、夫とともにアメリカに移住。童話作家として、夫妻コンビで『ごきげんならいおん』（福音館書店）、『ペンギンのヘクター』（童話館出版）などの作品を生み出した

ロジャー・デュボアザン : １９０４年スイス、ジュネーヴに生まれる。息子のために絵本を作ったことがきっかけで、子どもの本の世界に入る。優れた作品を次々と発表し、それらは長年にわたって多くの子どもたちから愛されつづけている。１９８０年６月モリスタウンにて逝去

江国香織 : １９６４年、東京に生まれる。『こうばしい日々』（あかね書房）で産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』（新潮社）で紫式部文学賞、『ぼくの小鳥ちゃん』（あかね書房）で路傍の石文学賞、『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』（ホーム社／集英社）で山本周五郎賞、『号泣する準備はできていた』（新潮社）で直木賞など、受賞作多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 野のこ

    読了日：2018/02/14

    お人形さんの気持ちが途中から消えちゃって、売られたあとの様子が悲しかったです。でもタイトル通りになって良かったぁ。読んで思い出したのは実家の人形。子供の時に彼女の小さな白いお靴を脱がせて遊んで、元のように履かせようとしたけど足がぴったりすぎて誰も履かせられずガーンってなったことありました。今でもくつ下のままスピーカーの上に座ってます。横にちょこんと白いお靴を添えて。文章からは江國さんらしさも感じれて良かったです。後ろにお人形さんの小さな同じ絵本が付いてた。FOR DOLLですって♡遊びごころが素敵。

  • gtn

    読了日：2021/02/26

    人形の例が偶然を強調しているとおり、実際は理想の生活を得ることは稀。待てば海路の日和ありと訳知り顔に諭そうとする奴に限って、自分の不如意に我慢できない。

  • みずたま

    読了日：2015/03/22

    翻訳:江國香織。途中ハラハラしたけれど、ラストはハッピーで良かった♪

  • いっちゃん

    読了日：2015/07/16

    人形って、やっぱり子供と遊びたいのかな？大事に飾られる喜びもありそうやけど。お互い引かれあった相手のもとへ行けてよかった。

  • 紅生姜

    読了日：2016/11/13

    女の子なら誰もがあこがれるアンティークドールですが、素敵なお洋服を着たおしゃれでかわいいお人形にも、悩みがありました。どんなに着飾っても、幸せじゃない、本当の幸せは自分が望むような人生を送ることだと、心からそう思いました。

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