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水平線のかなたに 真珠湾とヒロシマ 文学の扉

ルイス・ローリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065319949
ISBN 10 : 4065319943
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

真珠湾、広島の人々の生きざまを描写し、その時何があったかを私たちに突きつける、41の物語―。

【著者紹介】
ロイス・ローリー : 1937年ハワイ生まれの児童文学作家。アメリカ陸軍の歯科医だった父について各地を転々とし、11歳から13歳までを日本で過ごした。現在はメイン州在住。1990年に『ふたりの星(Number the Stars)』(童話館出版)、1994年に『ギヴァー 記憶を注ぐ者(The Giver)』(新評論)で、ニューベリー賞を2度受賞する

ケナード・パーク : アートディレクター、画家。ドリームワークスやウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ等で仕事をし、多くの絵本を描く。『Goodbye Autumn,Hello Winter』でゴールデン・カイト賞を受賞

田中奈津子 : 翻訳家。東京都生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。『はるかなるアフガニスタン』が第59回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に、『アラスカの小さな家族 バラードクリークのボー』と『わたしのアメリカンドリーム』が厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に選ばれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    戦争関連本。『ギヴァー記憶を注ぐ者』のロイス・ローリーが自身の幼少期の思い出を語る▽水平線は続いている[Part1.水平線のかなたに]1941年12月7日(日本時間12月8日)、日曜日の早朝、日本の戦闘機がハワイの真珠湾を攻撃した。戦艦アリゾナは沈み1177人の兵士が犠牲になった。兵士ひとりひとりの物語がある[Part2.もうひとつの水平線]1945年8月6日午前8時15分、1機のアメリカの爆撃機が広島に原子爆弾を落とした。1945年末までにおよそ14万人が死亡した[Part3.]緑色の自転車の少女▽良本

  • ちえ

    深く考えさせられる。幼い頃ハワイで暮らし1948年から2年間家族で日本に住んだ作者による小さな41の話。子供の時父親がワイキキの浜辺で撮ったビデオには、真珠湾攻撃で沈んだ戦艦アリゾナが映っていた。1941年12月8日、日本軍の真珠湾攻撃で始まり1945年8月米国の原爆投下で終わった太平洋戦争。亡くなった一人一人の人となりが語られることで戦争を身近に感じ、戦争の残酷さもより感じる。「大事なことはやはりシンプルなことでしょう。この地球に暮らす私たちはつながっていると認識すること。黒くこげた三輪車や、→続く

  • 鷺@みんさー

    幼い子供でも読める、絵本。色々なことを思う。戦争は悲劇で、そのあまりの破壊力に、時にそれはただの「数字」になってしまう。一人一人に人生があり、死の瞬間や、九死に一生の体験があった。それを知り、想いを馳せること。確かにそう思う。

  • ヒラP@ehon.gohon

    この本の中にアレン・セイの名前を見つけ、著者自身が終戦後の日本で少年期を過したことを知って、真珠湾攻撃と広島原爆が繋がりました。 真珠湾攻撃で死んだ人、生きのびた人、それぞれに人生があったのです。歴史の流れからではなく、個々人の人となりから歴史を掘り起こすと、戦争は本当に自分と近いところで起こったんだと再認識しました。

  • まる子

    #NetGalley 児童文学作家のロイス・ローリーと画家のアレン・セイ(コウイチ・セイイ)が再会するまでに要した年月は、平和を願う期間。そして戦艦アリゾナの兵士たちと、日本で原子爆弾で命を落とした人たちの「その時」を詩として綴った作品。残酷な場面はほぼないけれど、戦争が遺したものは誰かにとっての大切な命。語り継がれる事でしか知ることのできない自分にとっては、全てが貴重な体験談。 平和な世界であってほしいと願う事しかできない。どうしたら争いは無くなるのだろう…。

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