完訳フロイス日本史 豊臣秀吉編 4 秀吉の天下統一と高山右近の追放 中公文庫

ルイス・フロイス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122035836
ISBN 10 : 412203583X
フォーマット
出版社
発行年月
2000年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,278p

内容詳細

日本を初めて知った西欧知識人が、当時の日本をどのように観たのかが明快に記されている。第四巻は、築城直後の大坂城で伴天連一行を接見する秀吉と城内の様相を臨場感ゆたかに描く、高山右近を領地から追放した秀吉は、博多で突如、宣教師たちの国外退去を命じる…。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。

目次 : 神学校が高槻に移り、羽柴(秀吉)が大坂で教会を建てるための敷地を与えた次第/ 大坂でキリシタンになった数名の貴人、および羽柴筑前殿のキリシタンに対する幾つかの恩恵について/ 羽柴(秀吉)が三河国主(徳川)家康に対して行なった戦争、ならびに根来衆と雑賀の暴動/ 大坂城と新市街の建設について/ (羽柴)筑前殿が根来衆と呼ばれる仏僧ら、および雑賀の仏僧らに対して行なった戦争について/ 羽柴が勝利を博してこの戦争を終結するにあたって採った方法、ならびに太田城なる雑賀の主城を接収したことについて/ 本年、大坂でキリシタンになった数名の貴人について/ 関白の権力、ならびに彼が大坂城で行なったことについて/ 副管区長が大坂に関白を訪れた時の(関白)の歓待と恩恵について/ 関白のはなはだ重要な特許状が作成された次第、ならびにさらに五畿内で生じたことについて〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • それいゆ さん

    6月に「高山右近が潜んだ小豆島」という演題で1時間の講演を依頼されました。1615年にマニラで帰天した右近は、没後400年になる今年、福者に列福される手続きがバチカンで進められています。バチカンの発表は6月だと予想していますが、タイムリーな講演会になると思います。右近が小豆島のどこに潜んだのか?人々にどんな影響を与えたのか?小豆島のキリシタンたちは、その後どうなっていったのか?など、のちの島原の乱後の移住、百姓一揆を未然に防ぎ処刑された大庄屋平井兵左衛門の越訴事件も合わせて話をしたいと思っています。

  • それいゆ さん

    22年12月に、NHK歴史秘話ヒストリア「私は愛を信じます〜絶対に裏切らない武将高山右近〜」で小豆島に潜んだ右近が紹介されて以来、右近の潜伏地や右近像、キリスト教伝来記念碑、大十字架塔、キリシタン灯籠などを見学しに巡礼に来島する方が急速に増えてきました。でも右近は島の人たちにとっては、あまりなじみのない人物です。今、バチカンのローマ教皇庁は右近没後400年にあたる2015年に、右近を福者に列福する手続きを進めています。今回の講演会は、この機会に右近について広く知ってもらおうと企画しました。

  • まつき さん

    織田信長や豊臣秀吉に謁見したことがある宣教師が見た当時の日本の様子が書かれていてとても貴重な資料だと思う。全巻読んでみたい。

  • 下良 さん

    本書は、リスボン図書館所蔵の翻訳本である。イエズス会を厚遇されたが、秀吉を狡猾な暴君と評価している。日本人奴隷がマカオ、ボルトガル、インド、タイに売られて行っていた。

  • rbyawa さん

    g097、ここまで3冊読んできて時期が微妙にずれている(篇に合わせて再編成してある)ことは承知していたものの、ところどころ読みやすすぎて別人? 別人が書いてない?! と思うところがぽちぽち。それと手記の初期の頃はわりと謙虚というか普通の人だよなぁやっぱり。ところどころに偽情報があるものの、単なる噂を書き取っただけという気もしないでもなく、自分で見聞きした部分とをもうちょっとわかりやすく書いていてくれると嬉しいんですが、まあ、半ば日記のようなものだとも思うと仕方ない部分もあるか。秀次、ねねには好意的なのね。

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ルイス・フロイス

1532年(天文元年)、ポルトガルの首都リスボン生まれ。十六歳でイエズス会に入会。63年(永禄6年)来日。83年(天正11年)、日本副管区長から「日本史」の編述を命ぜられる。秀吉の伴天連追放令の後、マカオに退去したが再び日本に戻り、97年(慶長2年)、長崎で没する。長い布教活動を通し、信長との会見は

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