好評ヘンスラーのリーム・ディション最新盤
アルミンク&マティアス・ピンチャー登場
リームが描く、この世のカオスから秩序への変容
ヘンスラーのひそかな人気シリーズ、ヴォルフガング・リーム作品集最新盤。今回は注目のアルミンクの登場です。暗闇に一筋の光が差すような、一音から始まる『変容』、牧歌的な三度の和音から始まる『変容2』では、緊張の糸が気持よく張り詰めたアルミンクの指揮が光ります。
続く『変容3』は音量が大きくなり、『変容4』では冒頭から激しい描写やリズムが顕著にあらわれるようになります。作曲家でもあるピンチャーの構築力が光ります。暗闇から始まったこの世がカオスから激しい爆発や衝突を経ながらも、最後は徐々に秩序だっていく変容の様子がオーケストラによって見事に再現されています。(キングインターナショナル)
【収録情報】
リーム:
1. 変容=オーケストラのための音楽(2002)
2. 変容2=オーケストラのための音楽(2005)
3. 変容3=オーケストラのための音楽(2007/2008)
4. 変容4=オーケストラのための音楽(2008)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
クリスティアン・アルミンク(指揮:1,2)
マティアス・ピンチャー(指揮:3,4)
録音時期:2006年12月4-7日(1)、2007年10月18-19日(2)、2008年11月29日(3,4)
録音方式:デジタル