リチャード・レイノルズ

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ゲリラガーデン(仮)境界なき庭づくりのハンドブック

リチャード・レイノルズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784768459645
ISBN 10 : 4768459641
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本書は、イギリス、ドイツ、ベルギー、アメリカ、東京など世界各地のゲリラガーデンの歴史や取り組みを紹介し、環境や生態系に注意を払うなど、実際の心得を余すところなく伝える。
この誰にでも可能な「庭づくり」は、持続可能な世界に直結するとともに、所有の概念に鋭く迫る。

【著者紹介】
リチャード・レイノルズ : ロンドン在住のゲリラガーデナー。大学時代、授業中に窓辺に小さな花壇をこしらえたのが初めてのゲリラガーデン。2004年に公団に引っ越したのを契機に本格的にゲリラガーデン活動に没頭する。世界各地のゲリラガーデナーとつながり、guerrillagardening.orgを運営している

甘糟智子 : 翻訳家。主な訳書『アナキストサッカーマニュアル―スタジアムに歓声を、革命にサッカーを』(現代企画室、2013年)、『スピルオーバー―ウィルスはなぜ動物からヒトへ飛び移るのか』(明石書店、2021年)、『ナイス・レイシズム なぜリベラルなあなたが差別するのか?』(明石書店、2022年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • shikada

    放置された土地や街路に植物を植える「ゲリラガーデニング(勝手耕作)」のすすめ。「ゲリラ」というと物騒な響きだが、迷惑のかからない範囲で緑を増やし、ゴミ溜めのような治安が悪い土地が生まれ変わることを考えれば、この行動の意義は自明だろう。ゲリラガーデニングにより土地の価値が上がり、再開発の対象になってしまうなんて皮肉なこともあるそうだけど。読んでいて、現代の都市生活は土や草と切り離されたもので、でも自身で小さな行動を起こして植物とのつながりを取り戻すことは決して難しくないと感じられる一冊。

  • paluko

    身の回りの世界を見る目が変わるかもしれない、一冊。著者はロンドン在住のイギリス人だが、日本の、うちの近所でもこのゲリラガーデニングを実践している人たちが確実に存在しているにちがいない。歩道脇に元気にはびこるオリヅルランや、立派に育った街路樹と見える樹木にもたまに「私的植栽撤去のおねがい」という都からのメッセージが括りつけられているところをみると…。「人は生気のない飾り物と化し、そこで使う金がなければ公共空間で過ごすことさえ許されない」(44頁)というのは松本哉『貧乏人大反乱』にも通じるコンセプト。

  • Takuji Izumisawa

    感動した。ハッピーで強固なレジスタンスだと思った。思想的にも現代人の苦しみは個と公を明確に分けているのが大きな原因だと思う。植物生態系的な話で炎上しているらしくてそれも一理あるのでやる場合の品種は慎重に考える必要がある。

  • 与太

    自分の所有地以外の場所で勝手にガーデニングすることで、土地所有の考え方を革める活動、かな。日本では勝手耕作と呼ばれてるらしい。 やってみたい気持ちはうまれるけど、植生を乱すのは本意じゃないので、そういう知識を身に着けてからだし、そもそも近所の土地の使われ方なんて気にしたことなかったので、まずはそれらに目を向けるところから始めたいな。世の中への見方が変わるという意味ではとても良い本だった

  • ああああ

    自分の土地ではない場所でガーデニングを行うゲリラガーデニングについて、歴史・事例・やり方などをまとめた本。エッセイ調でフランク。(時にはランチャーで)種と土で作った種爆弾を打ち込む手法はゲリラっぽくて面白い。環境を壊さないかが気になっていたが、繁殖力が強いものは扱い切れる自信がある時のみとあった。植物の育たない土地の再生手法なども興味深い。園芸欲の解放以外にも食糧問題であったりある種の運動であったり動機も様々だ。ただ、土地の少ない都会の話が主に思え、自分はやれる余地があるので自宅で園芸はやろうと思った。

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