リチャード・パワーズ

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リチャード・パワーズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784105058784
ISBN 10 : 4105058789
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

急速なテクノロジーの進化とその更に先を描く、アメリカ最重要作家の最新作。南太平洋に浮かぶ人口百名足らずの小島は、IT業界の寵児が訪れるとの噂で沸いていた。なんでもここに新国家を作るという。だが島には彼のかつての親友が家庭を築いていて――テクノロジーと人間の相克、そして果たされなかった友情の行方。迫りくるシンギュラリティを前に文学の可能性を映し出す、謎と驚異に満ちた物語。

【著者紹介】
リチャード・パワーズ : 1957年イリノイ州エヴァンストン生まれ。大学で物理学を専攻、のちに文学に転向する。文学修士号を取得後、プログラマとして働くが、アウグスト・ザンダーの写真と出会ったのをきっかけに退職、デビュー作となる『舞踏会へ向かう三人の農夫』(原書1985年)を執筆し、各方面で絶賛を浴びる。現代アメリカにおける最も知的で野心的な作家のひとり。9作目の長篇『エコー・メイカー』(原書2006年)で全米図書賞を受賞。2018年に原書刊行の『オーバーストーリー』でピュリッツァー賞を受賞

木原善彦 : 1967年生まれ。大阪大学教授。ウィリアム・ギャディス『JR』とエヴァン・ダーラ『失われたスクラップブック』の翻訳で日本翻訳大賞を2度受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぽてち

    著者は“アメリカ最重要作家”なんだそうだ。読んだことはおろか名前も知らなかったので、図書館で見つけて大慌てで借りた。苦戦。物語はポリネシア神話から始まる。主な登場人物は4人。三人称のパートが明朝体、一人称のパートが教科書体で著される。時間の流れは一定ではない。そのため注意深く読まないと混乱する。語られるのは4人それぞれの人生だ。特に重要なモチーフが海だ。いや、海こそが主役なのかもしれない。もう一つ、重要なモチーフがあるのだがこれは伏せておこう。一読しただけでは良さが(本当には)わからなかった。再読したい。

  • おだまん

    パワーズのスケールの大きな世界を本作でも堪能。カーソンの「われらをめぐる海」の記憶が新しく、より興味深く読めたのでよかった。海と世界とわたしたち、そして科学。ラストの解釈はまだ咀嚼できていないのですが、生きているって素晴らしい。

  • みゅうの母

    存在する、ということの奇跡を描いているのは前作の『惑う星』に通じるけれど、本作では、その大きな波に飲み込まれ、翻弄されるような力を感じた。人が、だれかを、そしてなにかを愛した一つの軌跡でもあると思う。前作より女性の描きこみが深まったところも好き。原書を気に入り、邦訳を待ちわびていた。うれしい。

  • isbm

    ★★★★

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