Product Details
ISBN 10 : 4826902093
Content Description
製薬企業が53件の研究を追試したところ、結果を再現できたのはそのうちわずか6件。再現失敗率、約90%―命を救うはずの研究が、低すぎる再現性のために、無用な臨床試験、誤った情報、虚しい希望を生みだし続ける。ずさんな研究はなぜ横行するのか?その影響はどこまで及ぶのか?改革は可能か?トップ研究者から、政府組織の要人、業界の権威や慣習に立ちむかう「反逆児」、臨床試験に望みを託す患者まで、広範な調査・取材を基に、ひそかに生命科学をむしばんできた「再現性問題」の全貌をあぶりだす。
目次 : 第1章 製薬業界を揺るがした爆弾発言/ 第2章 無数の落とし穴/ 第3章 バケツ一杯の冷や水/ 第4章 惑わすマウス/ 第5章 疑惑の細胞と抗体/ 第6章 結論に飛びつく/ 第7章 自分の研究をさらせ/ 第8章 壊れた文化/ 第9章 精密医療のハードル/ 第10章 規律をつくり出す
【著者紹介】
リチャード・ハリス : 科学ジャーナリスト。科学・医療・環境を専門とし、ナショナル・パブリック・ラジオの記者として三〇年以上の実績がある。AAAS(アメリカ科学振興協会)の科学ジャーナリズム賞を三回受賞している。ワシントンDC在住
寺町朋子 : 翻訳家。京都大学薬学部卒業。企業で医薬品の研究開発に携わり、科学書出版社勤務を経て現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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羽
読了日:2019/08/16
DEE
読了日:2019/06/07
HK
読了日:2019/12/28
takao
読了日:2022/12/08
Wyoshi
読了日:2024/02/09
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